タウンリポート/北海道紋別市

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市役所本庁舎建設に向け実施設計に着手

北海道紋別市

岩見沢市長
宮川 良一

 

新本庁舎完成予想パース

 

令和4年度の予算は、一般会計が前年度当初比2.0%増の291億8,296万3千円となり、特別会計と合わせた総額は、前年度当初比2.1%増の351億5,532万4千円となった。また、一般会計のうち、普通建設事業費は、前年度当初比13.8%増の31億7,382万4千円を計上した。

主な建設事業としては、令和5年度の着工、令和8年度供用開始を目指す市役所本庁舎建設に向けて実施設計を進める。設計に当たっては、積極的に再生エネルギーの活用を図り、市が掲げる「ゼロカーボンシティ」のシンボルとなる庁舎の姿を目指す。それに先駆け、本年度は、近接する新消防庁舎建設に着工する。

また、紋別市強靭化計画における重点化した施策プログラムの一つである積雪寒冷を想定した避難所等の対策として、避難所に指定しているスポーツセンターに非常用発電設備を設置し、避難時における必要電源の確保を図る。

住環境整備については、市として3棟目となる「まちなか市営住宅」の建設に着手し、バリアフリー、ユニバーサルデザインの導入等により、誰もが暮らしやすい住宅形成を目指すとともに、中心市街地の賑わい創出に繋げる。

地域医療を支える医療従事者の安定的な確保のため、老朽化が著しい北海道立紋別高等看護学院について、広域紋別病院隣接地に、市として移転建替えを実施する。

本年度は、実施設計に着手し、未来の地域医療を担う看護学生に選ばれる学院を目指し、令和6年度からの供用開始に向けて事業を進める。

港湾施設では、引き続き、国と一体となり、第2船溜西物揚場の屋根付き岸壁の整備を進めるとともに、老朽化した設備等を計画的に整備する。

学校施設では、小・中学校校舎棟の屋根防水改修等の老朽化対策を計画的に進め、安心して学習できる環境整備を図る。

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