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▲次世代型の複合施設「札幌エルプラザ」 | ▲変わりつつある札幌駅周辺 |
JR札幌駅北口にまもなく次世代型の複合施設「札幌エルプラザ」がオープンする。
札幌駅周辺は南口の大丸、JRタワーのオープンをひかえ、新しい時代を迎えた。北口は昭和63年の鉄道高架事業(函館本線)の完成をきっかけに再開発事業が進展した地区。周辺には北海道大学や札幌第1合同庁舎があり、オフィスビルなどが建ち並ぶ。近年はit関連企業が集積し、サッポロバレーとして全国に名を知られている。
この地区に2003年4月、公共施設と商業施設、オフィスをドッキングさせた次世代型の複合ビル「札幌エルプラザ」がオープンする。これは第一種市街地再開発事業個人施工者による民間の再開発事業で建設され、大成・住友・東急・スミセキJVが施工。ビルは地下1階、地上13階、延面積は34,415.60m2と、高いビルの建ち並ぶ北口周辺の中でも目を見張る。
ビルは札幌駅と地下通路で繋がり、地下1階と1階には商業施設を備え、1階から4階までは公共施設、5階から13階までは業務施設が入る。
この3施設は動線を完全に分離し効率性・機能性を高めると共に、雨の中でも市民が通り抜けられる動線も設置している。環境面にも外気冷房で自然エネルギーを最大限に活用し、窓の断熱、熱回収換気等によって省エネルギー、省資源を推進する。安全性は今までにない高い耐震性能と耐火性能を実現。バリアフリーに関しても、全体にユニバーサルデザインを行き渡らせた設計となっている。
札幌エルプラザはJR札幌駅北口の新しい象徴として、4月にオープンする。(但し、公共施設は9月オープン予定)
札幌駅の北口の複合施設「札幌エルプラザ」がいよいよ2003年の3月に竣工を迎えます。札幌駅周辺はJRタワー、大丸をはじめとして、大きく変わろうとしています。「札幌エルプラザ」は公共施設・商業施設・業務施設を合体させた次世代型の複合施設であり、札幌駅北口のシンボルとなるはずです。皆様のお越しを心よりお待ちしています。