建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2006年5月号〉

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誰もが安心して暮らせる緑あふれる居住環境を整備

北海道旭川市　春光台団地3号棟

昭和40年代に建築された市営住宅・春光台団地は、大部分が低層住宅（簡易耐火構造平家および2階建）であり、住戸が狭隘であることに加え、老朽化が進んでいる状況にある。このため、1号棟・2号棟に続く3号棟の建替を行っている。
　団地再生のコンセプトは「誰もが安全で安心して暮らせる緑あふれる団地づくり」。現在の低層住宅145棟544戸を中層15棟544戸に建替え、より良好な住環境を形成する。
　事業の実施にあたっては、積雪寒冷な気候風土を踏まえた居住環境を整備するとともに、これまで培われてきた地域環境を考慮した。住戸計画では誰もが使いやすいバリアフリーを実施。団地の周囲には緑の空間を確保、コミュニティ形成を支援する計画となっている。3号棟の完成は平成18年10月、入居は翌11月からを予定している。