建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2006年6月号〉

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中央長沼保育園改築で子育ても支援

人生100年のまちづくりで総合的な健康づくりを推進

北海道長沼町 中央長沼保育園

長沼町は現在、中央長沼保育園の改築工事を行っている。「人生100年のまちづくり」を施策の柱の一つに掲げた。「長沼町総合福祉文化村構想」に基づき、人生の充実と、総合的な健康づくりに向けて施設・環境の整備を進めている。
この構想は、18.6ヘクタールの広大な敷地を「保健福祉ゾーン」として位置づけ、既存の総合保健福祉センターや保育園、児童館、特別養護老人ホームなどを整備する。「都市公園ゾーン」には、総合文化センター、多目的運動広場、既存のパークゴルフ場、公園・緑地などを整備する。
近年の家庭や地域による養育環境が変化する中で、時代を担っていく子供達の健やかな環境づくりが求められていることから、老朽化が進んでいる既存の同保育園を、「子育て支援センター」や「一時保育室」などを併設した保育園として改築することになった。
計画に当たって、多くの住民意見を集約、大切な時期を過ごす場所として豊かな感性を生み出すような施設、多人数の中で生活、交流の場としてゆとりある空間、恵まれた自然や公園施設などを利用した環境づくりを目指している。構造は鉄筋コンクリート造で1階建て。面積は1,412.91�uで、竣工は平成19年1月の予定。