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足寄道路事務所は、陸別町、足寄町、本別町、池田町、浦幌町、幕別町の7町にまたがる一般国道241号、242号、273号、274号の4路線を所管し、総延長253.6Kmの維持管理を行っているとともに、道東地域と道央地域を結び、地域の産業、経済、文化の発展に不可欠な高速ネットワーク形成を図る路線として、平成16年度より新直轄による整備となった北海道横断自動車道 本別〜釧路間及び足寄〜北見間の事業実施を行っている。
▲一般国道241号 足寄町 足寄峠情報管路設置外工事 |
主な事業では、北海道横断自動車道の帯広開発建設部担当区間約16Kmにおいて、主要構造物である貴老路大橋の工事継続、炭山第1トンネル、炭山第2トンネル、釧勝トンネルの新規着工及び改良・舗装工事による事業を促進する。
また、平成18年4月のふるさと銀河線廃止によるバス路線に転換した事により、唯一の公共交通機関であるバス路線の定時性・安全性が図られるようバス停車帯の整備及び鉄道立体交差部の隘路区間解消事業を進めている。
さらには、一般国道241・242号足寄道路は、市街における歩車道幅員不足による交通阻害や事故等の解消を図るため、土地区間整理事業と事業調整を行いながら事業の促進を図っている。
▲北海道横断自動車道 本別町 貴路老大橋上部工事 |
このほか、日常の国道管理とともに地震等の災害発生時における即応体制の確保など情報通信の高度化による道路の安全性・信頼性の向上を目的とした情報管路の整備や、冬期の安全対策として雪崩予防柵の設置、車道部の舗装補修などを進めている。
地域との協働では上士幌町や本別町、足寄町の地域住民団体による歩道などの美化を目的としたボランティア・サポートプログラム支援や小学児童との芽登パーキングにおける清掃活動、幌加ステーションにおける地産地消の取り組みへの活動支援も行っている。