建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2009年4月号〉

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居住環境と子育て支援を重視

――団地集会所を「子育て支援サービス」に活用

深川市　深川市道営住宅であえ〜る北光中央団地C棟

▲深川市道営住宅であえ〜る北光中央団地　パース

　北海道は、深川市に道営住宅であえ〜る北光中央団地の新築事業を行っている。
　同団地は、平成18年度に基本設計、19年度の実施設計を経て19年度〜21年度の期間で合計3棟60戸を新築する。A、B棟は平成20年12月に既に完成。現在C棟20戸の建設工事が進められている。
　建築設計趣旨は、基本方針として「北海道公営住宅等安心居住推進方針」、「北海道道営住宅設計指針」及び「北海道環境共存型公共賃貸住宅」を踏まえ、ユニバーサルデザインの理念に沿い、環境を重視した。
　さらに、建設地は「深川市マスタープラン」で当地区は「子育て世代安心プロジェクト」の展開地区に位置づけられており、北海道と深川市の連携により団地集会所を活用した子育て支援サービスを行う。
　建設地、深川市北光町1丁目はJR深川駅や公共施設等の利便性もある地域で敷地面積は7,920�u。建物構造は壁式鉄筋コンクリート5階建で60戸延べ面積は5,440�u（全体）。A棟は延べ面積1,858�uで2DK5戸、2LDK（子育て）15戸、集会所、EV。B棟は延べ面積1,909�uで2LDK15戸、3LDK5戸、物置、自転車置き場。外構には駐車場、児童遊園の配置となっている。
　現在建設が進められているC棟は、延べ面積1，672�uで2DK5戸、2LDK10戸、3LDK5戸の合計20戸。ほかに物置、自転車置き場、駐車場の整備を進める。
　完成は平成21年11月25日を予定している。