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▲函館市道営住宅であえ〜る大森浜団地 パース |
北海道建設部は、函館市東川町にまちなか居住団地、道営住宅であえ〜る大森浜団地新築事業を進めている。
同団地は、平成19年度に基本設計、20年度の実施設計を経て20年度より着工し、合計2棟99戸と集会所を新築するもの。
建築設計趣旨は、基本方針として「北海道住生活基本計画」、「北海道公営住宅等安心居住推進方針」、「北海道子育て支援住宅推進方針」を踏まえ、整備テーマとして「入居者や地域住民が支え合い安心して暮らせるまちなか居住の提供」、「まちなか子育て支援拠点の形成と魅力ある子育て環境の実現」、「地域の気象条件に配慮し、周辺環境と共生した魅力ある団地整備」の3点を基本に具体的には@コミュニティ形成機会創出A安全・安心に暮らせる団地整備B地域協働による団地整備、管理運営Cまちなかにおける子育て支援サービスの提供による子育て支援拠点D地域住民に開放された安全・豊かな子育て環境づくりE季節風・塩害に対応した配置・住棟計画―などを配慮した建築を進めている。
建築工事概要はA・B棟ともに、構造は鉄筋コンクリート造、5階建。A棟が49戸+集会所(延床面積4,281.28u)。B棟が50戸(延床面積4,177.83u)。
A棟1工区:2DK=5戸、2LDK16戸(うち車椅子対応1戸)、3LDK=9戸。
A棟2工区:2DK=4戸、2LDK(子育て住戸)=15戸、集会所、EV、物置(6棟)、自転車置場(3棟)、ゴミ置場(1個所)、外構で駐車場、つどいの広場・児童遊園を整備する。
A棟工期は平成21年3月5日〜22年3月25日を予定している。
一方、B棟計画では2DK=5戸、2LDK=40戸、(うち子育て住戸15戸)、3LDK=5戸、EV、物置(7棟)、自転車置場(3棟)、ゴミ置場(1個所)。外構で駐車場となっている。工期は未定。