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▲釧路市立湖畔小学校パース |
釧路市立湖畔小学校は、釧路市の中心部から約3km東の丘陵地帯に位置しており、周辺は、閑静な住宅に囲まれており、緑豊かな良好な環境である。
古くは、大正7年10月に『湖畔尋常小学校』として開校し、現在の校舎は、昭和38年に建設され、昭和42年と昭和50年には児童の増加に伴い増築されており、平成20年11月には、開校90周年記念式典が挙行された歴史のある学校である。
しかし、築後45年を経過したことによる老朽化、3回にわたる大地震による損傷もはげしく、健全な教育環境の維持が困難となったため、改築することとなったものである。
第1期工事である体育館棟の施設内容については、702.6uのアリーナの他に、ステージ、放送室、控室、器具庫、ミーテイングルーム、シャワールーム、便所、給湯室、機械室、消化ポンプ室、風除室、昇降口のほか、防災備蓄庫が整備されている。
地域環境に配慮した学校にするため、自然に親しみながら環境教育の向上につながる施設とするため、容量が10KWの太陽光発電も設置される。(多結晶シリコン太陽電池1.318m × 1.004mが56枚)
また、学校開放等を積極的に行うとともに、災害時の一時避難場所として、防災機能の充実を図るものである。
改築に当たっての学校が目指している施設づくりは、@高機能で多機能な学習環境の整備A健康的かつ安全で快適な施設環境B地域に開かれた学校づくりである。
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