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▲新ひだか町道営住宅(御幸町団地)パース |
北海道建設部は、新ひだか町に道営住宅御幸町団地の建設を進めている。
建設にあたっての基本方針は、地域を取り巻く経済社会環境が変化し、急速な少子高齢化や車社会の進展にともない、まちなか商業が衰退し市街地の外延化が進んでいるなかで、まちなかに安心とにぎわいを創出するため、世代を越えた住民交流推進と相互扶助のある地域ネットワークやコミュニティからなる子供から高齢者や障がい者まですべての人が、安心して暮らせる住まいづくり・地域づくりの形成・再生を目指し、御幸町団地が計画された。
計画戸数は23戸、1階部に地域コミュニティ形成のための「まちなか拠点施設」と位置づけた集会所を配置している。集会所の役割として、周辺住民をふくめた子育て世代や高齢者のために地域交流センターや各関係部署が福祉サービスの情報提供や健康相談など実施し福祉サービスの拠点としての利用を図っていく。
住戸と共用部は、一般から高齢者まで安全で使いやすいユニバーサルデザインとなっている。また、良好な住環境とするため、外断熱を採用している。
立面計画については、住棟のバルコニー面は壁柱を縦方面に強調させ、各々の住戸でグリッドを構成、シンプルな形とし、周辺にとけ込むように配慮し、まちなかにふさわしい景観とした。
平成22年12月24日完成予定。
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