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▲八雲町消防庁舎 パース |
平成17年10月八雲町と熊石町の合併により新八雲町が誕生、日本海と太平洋に面することから「二海郡・八雲町」となった。
基幹産業の農業・漁業を中心に道南北部の中心都市を目指している。
同町は、合併時より懸案であった「消防本部庁舎建設事業」に着手した。現消防本部庁舎は昭和42年建設で建物の老朽化が進み、さらに耐震化問題や消防設備施設の充実、地域防災強化の観点から“新消防庁舎建設事業”を推進することになった。
建設地は、札幌―函館を結ぶ幹線道路国道5号線と道道八雲北檜山線が交差する地点。周辺は大型ショッピング店が集中する地域となっている。また、道央自動車道が整備され八雲・落部インターチエンジの完成で交通量も年々増加している地域でもある。
施設について
建物は、2階建(一部3階建)で1階は事務室、通信・指令室を中心に電気・機械・発電機室など主要な設備関係を配置している。また、車輛庫は救急車、タンク車などの十分な収納スペースを確保している。
2階は会議室、訓練トレーニング・実習室などのスペースを確保するとともに、分団待機室を設けている。
新庁舎建設で、八雲・熊石地区の防災の拠点として、署員の訓練充実・向上や機能性を高め広範囲な活動を推進し、地域住民の安心・安全に向けた取り組みを強化する。
新消防本部庁舎完成は23年9月末で、10月より新庁舎での業務に入る予定。
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