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▲京極町・公営住宅望羊団地 パース |
京極町では「京極町公営住宅ストック総合活用計画」に基づき平成20年度から望羊団地の老朽化に伴い建て替え事業を推進している。
昭和45年〜46年に建設された簡易耐火平屋建て住宅10棟38戸を除却し現地建て替えとして耐火構造2階建て3棟30戸を建設する3ヶ年計画で、2棟18戸は完成し随時移転対象者を優先に入居されており、平成23年2月に1棟12戸が完成する予定となっている。
望羊団地及び建て替えの特徴としては、西側に羊蹄山を望む景観を有する位置にあり300m以内の周辺には小学校、中学校、役場庁舎、子育て支援センターを有する保育園、町民プール、運動公園などが配置する場所で、高齢者世帯の多い団地であり、今後の高齢化社会を踏まえ低層住宅とし、1階を高齢者世帯向け、2階を一般向けとし、平成22年からはユニバーサルデザインによる公営住宅の建設に努めている。
また、豪雪地帯であるため陸屋根とし入居者の除雪負担の軽減を図るところであり建物は目当たりの良好な南向きで、1階はベランダから菜園に出入りが出来る様に配置し、住棟近くに各戸に別棟車庫を備えた施設となっている。
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