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▲北斗市立浜分中学校 鳥瞰イメージパース |
基本コンセプト
@子どもたちが安全に豊かで快適な学校生活をおくることが出来る施設
A多様化する学習環境に対応でき自ら学ぶことが出来るフレキシブルな施設
B生徒、教職員、地域住民が「あつまる」「つながる」「まじわる」ことにより、学校生活を通して社会のルールを学ぶことが出来る空間
1.学習空間計画
1階は、特別支援学級、地域開放ゾ一ンである図書室及び学童保育所、騒音・振動の発生する技術室のほか、管理諸室を配置した。2階は、1学年から3学年までの普通教室を各学年ごとにゾーン分けをして配置し、ゾーン分けにより隔離された空間を大階段〈交流の庭と友情の大階段〉の吹抜に面して開放的な教室配置とすることで異学年の積極的な交流を促し、普段の学校生活を通して協調性を自然に学べる空間を創る。また、普通教室を中間階の2階に配置することで、上下版への移動を行いやすくする。3階には、特別教室を集約した。
設備計画では、暖房熱源は灯油とし、各教室をFF式暖房にする。廊下・多目的スペース・特別活動室は温水床暖房。屋内運動場は遠赤外線暖房機とする。
2.福祉防犯対応施設計画
ユニバーサルデザインとして段差の解消、エレベーターの設置、各所、屋内運動場に多目的トイレの設置、階段、スローブ、トイレ等に手摺の設置する。
防犯計画としては、ゲート、フェンス等を適所に設けることで、生徒の生活時間帯は部外者の校内への侵入を抑制するほか、登下校時の生徒や来校者の監視が可能な位置に事務室、職員室を配置すると共に電気錠カメラ付ドアホンにより来校者の管理を行う。
さらに、録画機能付監視カメラ、職員室と直通の非常用インターホン設置などの安全対策をする。
▲施工エリア全景(南西面より撮影) |
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