建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2012年9月号〉

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多世代間のコミュニティある団地形成目指す

── 子育て、在宅介護に配慮した居住スペースも確保

北海道建設部 留萌市道営住宅(サンセット留萌団地)新築

▲外観完成イメージ

 北海道建設部は、道営住宅の基本方針である「北海道公営住宅等安心居住推進方針」に基づき、留萌市の中心地に利便性に富んだまちなか住宅として「サンセット留萌団地」の建設を進めている。
 住宅の整備にあたっては、子どもからお年寄りまでできるだけ多くの人を対象に身体状況や家族構成の変化などに対応できるよう、在宅看護にも配慮した暮らしやすい部屋の広さや移動性の容易性といった基本性能を有する良好な居住環境づくりの実現を図るため、次の3つを基本方針とした。
@「安全で安心して暮らせる住宅」
A「自立した生活が送れる住宅」
B「いきいきとすこやかに暮らせる住宅」


 また、7つの視点に配慮し設計を行った。
@安全:災害や事故など危険につながらないこと
A安心:防犯や緊急時の対応など安心できること
B自由:生活する上での自由度が高いこと
C簡単:わかりやく使い勝手が良いこと
D連続:行動の連続性が確保されていること
E交流:入居者間や地域とコミュニケーションがしやすいこと
F快適:四季を通じて快適に暮らせること

 一方、全体の住戸計画では全49戸+集会所を建設の予定で、1期工事は平成24年3月〜25年3月で29戸と集会所を建設する。




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