▲広内第二橋 |
▲広内第一橋付近から札幌方向を望む | ▲東占冠トンネル東坑口 |
地域間の交流と連携に大きな期待夕張市長 後藤 健二
道東自動車道「夕張〜十勝清水間」の全線着工を迎えましたことは関係市町村の深い喜びとするところで、誠に感謝に堪えない次第であります。 この道東自動車道「夕張〜十勝清水間」の工事が一日も早く完成することにより、さらに日高・十勝を結ぶ北海道の幹線として、地域経済の活性化、高度医療、観光産業的にも発展するものと大きな期待を寄せているものであります。 昨年の国土開発幹線自動車建設会議において、北海道の高速道路整備の中でも、特に「夕張〜十勝清水間」は全国的にも高いランク付けをされました。このことは高速交通ネットワークの効果が最も大きなウエートを占める地域であるとの認識をいただいた結果であります。 近い将来「夕張〜十勝清水間」の都市が、よりスムーズに結ばれることによって、人、物、文化をつなぎ、地域間交流がさらに深まり、地域開発の基盤となります高速道路の整備は、必要不可欠なものと位置付けられているものであります, しかしながら、北海道の高規格幹線道路の整備は、全国と比較していまだ十分とはいえない状況にあります。 広大な面積と豊かな資源を有する北海道は、道央、道南、道北、道東の四圏域からなり、自動車交通への依存度が高いこれらの圏域ネットワーク化が最大の課題であります, 四圏域間の時間距離の短縮、物流の円滑化など、地域間の交流と連携を促進するためには、観光開発・産業整備の発展を担う高速道路を中心としたネットワークが重要で、一日も早い完成を切望いたします。 |
道東自動車道は道産物流の大動脈日高町長 西尾 正
「地方の時代」と言われて久しい訳ですが、分権法の制定や三位一体改革、あるいは道州制などの論議が高まりを見せ、現実的になって参りました。 同時に求められていることとして、地域の自主自立・個性化などの言葉で表現されています。 これらを念頭に置くとき、第一に交通ネットワークの整備が何よりも急がれると言うことであります。 北海道経済にとって、道東自動車道は1次産業物流の大動脈であり、大きな期待が寄せられるのも当然であります。 わが町では以前から交流人口の拡大に向けて各種対策に取り組んできましたが、現在この自動車道を意識しながら、「セカンドハウス村計画」や「北日高山系登山」など新たな取り組みも進めています。 1日も早い全線開通を願っています。 また、併行する国道274号日勝道路の安全対策工事についても順調な進捗を願っております。 |
北海道横断自動車道にかける期待夕張〜十勝清水間の早期整備を清水町長 高薄 渡
北海道横断自動車道の整備につきましては、昭和41年7月に国土開発幹線自動車道に位置づけられましたが、現在でも北海道の高速ネットワークが完成していない状況であり、整備済みの地域との受益格差は拡大する一方であります。 北海道の物流、文化の中心地道央圏の移動につきましては、冬季間の自然条件が特に厳しい国道274号日勝峠、国道38号狩勝峠を通行しなくては道央圏には行けない状況であり、道東で生活している人々は、高次医療施設への搬送時間の短縮や農畜産物の安全輸送、分岐観光の振興、災害時の危機管理対応のために早期の高速自動車交通網整備に大きな期待をしている次第です。 本町におきましては、道央圏よりの十勝、道東の玄関口の町とし国道通過車両も年々増加しています、夕張〜十勝清水間の整備が実現しますと、本町はもとより十勝、道東の観光、物流において、高速自動車道路の更なる利用拡大が実現すると確信しています。 つきましては、高速交通ネットワークの構築のため、着工している区間については早期完成が図られことを期待するものです。 |