地方選挙NEWS
選挙結果
留萌市
現職長沼市長無投票で3選
任期満了に伴う留萌市長選挙は平成14年2月10日告示され、現職の長沼憲彦(ながぬま・のりひこ、67歳)市長以外に立候補の届出が無く同氏の無投票3選が決まった。
長沼氏は、昭和9年12月8日生、福島県出身、福島県立会津高卒、道立農業技術講習所修了。道商工労働観光部次長、留萌支庁長を歴任。(社)北海道家畜改良事業団専務理事を経て、平成6年3月市長に就任。
【留萌市長選挙経過】
□平成13年12月13日、現職の長沼憲彦(ながぬま・のりひこ、67歳)市長は後援会役員会で平成14年2月10日告示の同市長選挙に3選を目指して出馬することを表明した。
長沼氏は、昭和9年12月8日生、福島県出身、県立会津高、道立農業技術講習所卒。道商工労働観光部次長、留萌支庁長を歴任。(社)北海道家畜改良事業団専務理事を経て、平成6年3月市長に就任。現在2期目。
□平成13年11月7日、留萌市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成14年3月9日)の日程を平成14年2月10日告示、同17日投票投票と決めた。即日開票される。
【過去の留萌市長選挙経過】
□平成10年3月1日投票
長沼氏(道庁OB)が菊池氏(市OB)を破り再選
任期満了に伴う留萌市長選挙は平成10年3月1日投票、即日開票され、現職の長沼憲彦(ながぬま・のりひこ・63歳)市長が、新人の菊池健氏(前市教育長・61歳)を破り再選を果たした。12年ぶりの選挙戦となった留萌市長選挙は、同市職労の委員長の経験もある地元出身の菊池氏が、草の根選挙を展開したが、移入候補の長沼氏に、及ばなかった。
長沼氏は、昭和9年12月8日生、福島県出身、会津高、道立農業技術講習所卒。道商工労働観光部次長、留萌支庁長を歴任。(社)北海道家畜改良事業団専務理事を経て、平成6年年3月市長選に出馬し、無投票で初当選を飾った。
当日有権者数 23,266人
投票者数 17,642人
投票率 75.83%
当選 長沼 憲彦 10,984票
菊池 健 6,523票
□平成6年2月27日告示
任期満了に伴う留萌市長選挙は平成6年2月20日告示され、新人の長沼憲彦前留萌支庁長(59歳)以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票当選が決まった。
現職の五十嵐悦郎市長は平成5年10月、病気を理由に三選不出馬を表明。地元各界の代表に市長候補推薦の要請を受けた道は平成6年2月2日長沼氏を推薦した。
□平成2年2月18日告示
任期満了に伴う留萌市長選挙は平成2年2月18日告示され、現職の五十嵐市長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。
□昭和61年3月2日投票
任期満了に伴う留萌市長選挙は昭和61年3月2日投票、即日開票され、新人の五十嵐氏が、同じく新人の野越氏を破り初当選した。
当日有権者数 25,028人
当日投票者数 18,069人
投票率 72.2%
当選 五十嵐悦郎 15,867票
野越 実 2,013 票
□昭和57年3月7日投票
任期満了に伴う留萌市長選挙は昭和57年3月7日投票、即日開票され、現職の原田市長が、新人の工藤氏を破り6選を果たした。
当日有権者数 25,217人
当日投票者数 11,729人
投票率 82.23%
当選 原田 栄一 11,729票
工藤 葵 8,844票
□ 昭和53年3月5日投票
任期満了に伴う留萌市長選挙は昭和53年3月5日投票、即日開票され、現職の原田市長が、新人の工藤氏を破り5選を果たした。
当日有権者数 25,604人
当日投票者数 20,404人
投票率 79.69%
当選 原田 栄一 11,429票
工藤 葵 8,823票
□昭和49年3月3日告示
任期満了に伴う留萌市長選挙は昭和49年3月3日告示され、現職の原田市長以外に届け出がなく、同氏の無投票4選が決まった。
原田氏は、明治44年6月20日生、庁立留萌中学卒。原田財閥の家業を継ぐ、留萌商工会議所会頭。昭和37年3月、橋本作市革新系市長の3選を阻止し市長に就任(父・太八は22年から29年まで同市長)。
選挙日程
丸瀬布町
平成14年2月1日、丸瀬布町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年6月5日)の日程を平成14年5月14日告示、同19日投票と決めた。即日開票される。
【丸瀬布町長選挙経過】
□平成13年12月18日、現職の枝松泰彦(えだまつ・やすひこ、59歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成14年6月5日)に3選を目指して出馬することを表明した。
枝松氏は、昭和17年11月4日生、丸瀬布町出身、東京農大中退。同町総務課長、財政課長を歴任、平成6年6月同町長に就任。現在2期目。
推薦
帯広市
□平成14年2月13日、連合北海道帯広地区連合会は帯広市内で臨時総会を開き平成14年4月7日告示される帯広市長選挙に出馬する大塚徹(おおつか・とおる、49歳)自民党元代議士秘書の推薦を決めた。
□平成14年2月6日、自民党道連選対委員会で平成14年4月7日告示される帯広市長選挙に出馬する現職の砂川敏文(すながわ・としふみ、53歳)市長の推薦を決めた。
【帯広市長選挙経過】
□平成14年2月5日、川原勲三(46歳)牧師は平成14年4月7日告示される同市長選挙に出馬することを表明した。
□平成14年2月1日、石井啓裕(61歳)帯広市議会議員は平成14年4月7日告示される同市長選挙に出馬することを表明した。
石井氏は、昭和15年11月29日生、帯広出身、中央大法学部卒。金融・不動産会者経営、61年市議補選で初当選、現在4期目。
□平成14年1月29日、畑中庸助(50歳)共産党帯広市議団事務局長は平成14年4月7日告示される同市長選挙に出馬することを表明した。
畑中氏は、白糠町出身、北大中退。帯広市民生協管理部長、平成11年帯広市議選に出馬し落選している。
□平成13年12月30日、現職の砂川敏文(すながわ・としふみ、53歳)市長は中川昭一衆院議員や自民党道議など同席した記者会見場(帯広市内のホテル)で平成14年4月7日告示される同市長選挙に再選を目指して出馬することを表明した。
砂川氏は、昭和23年1月21日生、香川県出身、帯広畜産大畜産学部卒。北海道開発局会計課長、官房調整官、平成10年4月市長就任。現在1期目。
□平成13年12月23日、大塚徹(おおつか・とおる、49歳)代議士秘書は帯広市内のホテルで記者会見し、正式に次期市長選挙に出馬する事を表明した。(経歴は下記)
□平成13年12月8日、中川昭一衆議院議員は帯広市内で行われた同氏の後援会パーティーで砂川敏文帯広市長の再選を支持することを明言した。前回と同様に中川代議士の全面バック態勢で選挙戦にはいる。
□平成13年12月、現職の砂川敏文(すながわ・としふみ、53歳)市長は、平成14年4月7日告示に同市長選挙に再選を目指して出馬する意向を固めた。
□平成13年11月22日、帯広市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成14年4月20日)の日程を平成14年4月7日告示、同14日投票と決めた。即日開票される。
□平成13年11月、大原洋一(おおはら・よういち、58歳)会社社長は次期市長選挙に出馬の意向を示した。(平成14年1月31日出馬断念)
大原氏は、札幌市出身、帯広三条高卒、帯広畜産大卒。同大学助手、助教授、平成3年3月同退職、同年エー・ジー・イー研究所設立(バイオコンサルタント会社)、「21世紀地域振興プロジェクト懇話会」呼びかけ人。父は故・大原久友氏で元帯広畜産大学長。
□平成13年10月21日、大塚徹(おおつか・とおる、49歳)代議士秘書は次期市長選挙に出馬の意向を固めた。
大塚氏は、帯広市出身、帯広三条高卒、中央大学法学部卒。卒業後、故・荒井将敬代議士秘書を経て、現在荒井広幸代議士政務担当秘書、東京在住。父は元帯広地区労初代議長。水野正光帯広市議会議員(保守党・5期)は知人、年内に帯広に戻り出馬の準備を本格化する。
□平成13年10月16日、帯広市議会決算審査特別委員会で国保会計決算認定に関する採決が行われ、帯広市政では2回目(1回目は昭和49年・吉村市政)の決算不認定が決まった。平成12年3月議会の予算削減に続き、全会一致の決算不認定となった砂川市政は「根回しやブレーン政治を排除するのは官僚手法そのもの」と言われ、砂川市長と議会との溝は当分埋まりそうもない。