鳥取県・各市長選挙結果
4選目指した現職、相次いで落選
◎ 鳥取市長選挙
女性副市長実現か
任期満了に伴う鳥取市長選挙は平成14年4月7日投票、即日開票され、無所属で新人の竹内功(50歳)元鳥取県企画部長(旧建設省出身)が、現職で4選を目指す西尾迢富(74歳)市長と、新人の奥田保明(42歳)元鳥取県議会議員、同じく新人の岩永尚之(45歳)鳥取県共産党書記長の3人を破り初当選した。
竹内氏は、公約で女性の副市長の登用を挙げていた。
有権者数 113,653人
投票者数 69,228人
投票率 60.91%(前回44.67%)
当選 竹内 功 (新人) 30,349票
西尾 迢富 (現職) 18,418票
奥田 保明 (新人) 16,967票
岩永 尚之 (共産) 2,965票
◎ 倉吉市長選挙
市幹部辞意表明
任期満了に伴う倉吉市長選挙は平成14年3月31日投票、即日開票され、新人の長谷川 稔(55歳)元鳥取県議会議員が、現職で4選を目指す早川芳忠(64歳)市長を大差で破り初当選を果たした。
長谷川氏は、市役所改革、市政の刷新を訴え草の根運動を展開。
敗れた早川市長は、自民党、民主党、連合鳥取、部落解放同盟市協議会など140団体の推薦を受けたが落選。
後日の新聞報道によると「長谷川氏の下では、仕事をする考えはない」と倉吉市役所の特別職と部長級合わせて6人が辞意を表明している。
有権者数 38,860人
投票者数 28,515人
投票率 73.38%(78.87%)
無効投票数 349票
当選 長谷川 稔 (新人) 16,342票
早川 芳忠 (現職) 11,820票