地方選挙NEWS
出馬表明
北檜山町
平成14年6月6日、内田東一(69歳)同町議会議長は平成14年7月30日告示の同町長選挙に出馬することを表明した。6月11日に事務所開きが行われる。これで40年ぶりの町長選挙が確定となった。
内田氏は、昭和8年2月18日生、北檜山町出身、中卒。農業、同町議会議員、同議長、現在5期目。
□平成14年6月6日、清水同町前助役は同町内で事務所開きを行い正式に出馬表明をした。
【北檜山町長選挙経過】
□平成14年4月30日、清水哲朗(67歳)同町助役は次期町長選挙に出馬する意向で助役を辞任した。
清水氏は、昭和10年1月3日生、東瀬棚高卒。同町総務課長、収入役、助役を歴任。
□平成14年1月18日、現職の原田貞勝(はらだ・さだかつ、74歳)町長は臨時町議会で、健康上の理由で次期町長選挙(任期満了は平成14年8月29日)に出馬しないことを表明した。
原田氏は、昭和2年7月18日生、北檜山町出身、庁立八雲中学校卒。北檜山町財政課長、同建設課長、助役を歴任。平成2年8月町長に就任。現在3期目。
瀬棚町
平成14年6月6日、平田泰雄(59歳)町長は町議会で次期町長選挙(任期満了は平成15年1月28日)に3選を目指して出馬することを表明した。
平田氏は、昭和18年1月31日生、瀬棚町出身、自治講習所修。同町町民課長、総務課長を歴任。現在2期目。
選挙日程
根室市
平成14年6月3日、根室市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成14年9月28日)の日程を平成14年9月8日告示、同15日投票と決めた。
【現職の藤原市長のプロフィル】
藤原弘氏(ふじわら・ひろし)市長は、
昭和11年11月16日生、埼玉県出身。熊谷高、北海道大学水産学部卒。34年4月入庁、60年水産部魚政課長、63年同技監、平成元年根室支庁庁、3年水産部長、6年同退職、10年6月道漁業信用基金協会副理事長辞任。10年9月市長就任。現在1期目。
網走市
平成14年6月2日、網走市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成14年11月30日)の日程を平成14年11月3日告示、同10日投票と決めた。即日開票される。
【現職の大場市長のプロフィル】
大場脩(おおば・おさむ)市長は、昭和12年5月26日生、常呂町出身、網走南ヶ丘高卒。同市経済部長、総務部長、教育長、助役を歴任。平成10年11月市長就任。現在1期目。
江差町
平成14年6月2日、江差町選挙管理委員会は次期町長選挙の日程を平成14年7月23日告示、同28日投票と決めた。即日開票される。
【江差町長選挙経過】
□平成14年4月18日、浜谷一治(57歳)同町保健福祉課長が辞職願いを同町に提出し、次期町長選挙(任期満了は平成14年8月7日)に出馬する意向を表明した。
□平成14年1月30日、現職の若山昭夫(わかやま・あきお、59歳)町長は同氏の後援会会合で次期町長選挙(任期満了は平成14年8月7日)に3選を目指して出馬することを表明した。
若山氏は、昭和17年4月11日生、泊村出身、江差高卒。同町長室企画調整係長、財政課長を歴任。平成6年8月町長就任。現在2期目。
砂原町
平成14年6月5日、砂原町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年10月26日)の日程を平成14年10月1日告示、同6日投票と決めた。即日開票される。
【現職の長谷町長のプロフィル】
長谷保和(はせ・やすかず)町長は、昭和7年5月5日生、函館市出身、中央大学法学部卒。道生活環境部国体事務局長、同水産部次長を歴任。自民党道連総務部長から昭和62年の道議選(渡島管内)に出馬し落選。平成2年10月町長に就任。現在3期目。
選挙結果後
恵山町長
現職の山田忠昭町長辞任に伴う恵山町長選挙は平成14年6月2日投票、即日開票され、新人の工藤篤(くどう・あつし、52歳)同町前教育委員会生涯学習課参事が、224票差で前町長の山田忠昭(やまだ・ただあき、63歳)氏を破り初当選を果たした。
町を二分する激しい選挙戦となり、どこまで不明朗な恵山町立国保病院会計の入金問題の真相が解明されるか今後の工藤新町長の手腕が問われる。
【恵山町長選挙結果後の経過】
□平成14年6月5日、沢田省三同町教育長は新町長に辞職願を提出し受理された。これで前山田町政幹部すべてが辞職した。今後特別職と町政刷新の報復人事はあるのか注目される。
□平成14年6月4日、初当選した工藤篤氏が恵山町役場に初登庁し工藤町政がスタートした。また、山田前町長を支えてきた福沢忠秋助役と山崎孝蔵収入役は、新町長に辞職願を提出し受理され同日付で辞職した。
福沢助役は、恵山町立国保病院会計の不明朗な入金問題で平成12年秋コンサルタント会社(札幌市手稲区)を訪ね、同社社長に口裏合わせを依頼していた疑いがあった。
□平成14年6月2日、読売新聞北海道支社は函館市内の販売店に、恵山町長選挙の結果を伝える号外(A3判)を山田氏当選と誤ってファクスした。ファクスを受けた販売店は約80部をコピーし翌日の午前0時から1時に一般家庭に約30部を配ったが、住民からの連絡を受け約20部を回収し、工藤氏当選の正しい号外とお詫びの文書を添え配り直した。