地方選挙News
出馬表明
旭川市
保守分裂の選挙戦
平成14年9月6日、現職の菅原功一(すがわら・こういち、58歳)市長は北海ホテル(旭川市内)で記者会見し、平成14年11月3日告示される同市長選挙に3選出馬することを表明した。
菅原氏は、昭和19年6月24日生、旭川出身、旭川商業高校卒。代議士秘書、同市議会議員、道議会議員を2期務めた。平成6年11月市長就任。現在2期目
【旭川市長選挙経過】
平成14年9月5日、東国幹(あずま・くによし、34歳)自民党道議会議員(旭川市選出・1期目)は旭川市内で会見し、平成14年11月3日告示される同市長選挙に無所属で出馬することを正式に表明した。
会見で、菅原市長の資金管理団体の問題(富樫多喜男後援会事務所長が政治資金規制法違反で逮捕)は解決したわけではないと批判した。
東氏は同市長選出馬に伴い平成14年9月18日(定例道議会初日)道議を辞職する。
□平成14年8月10日、東国幹(あずま・くによし、34歳)自民党道議会議員(旭川市選出・1期目)が出馬の要請を受けているのが明らかになった。同氏は後援会の了承を得た上で出馬表明をする。
東氏は、昭和43年2月17日生、風連町出身、東海大卒。自民党支部委員、佐藤静雄衆議院議員秘書、旭川市議会議員、平成11年藤井猛元道議会議長の後継者として道議初当選。
□平成14年8月1日、自民党の山崎拓幹事長、北村直人道連会長、神戸典臣道連幹事長は、現職の金田英行、元議員の今津寛両氏と確認書を交わした。金田英行氏を比例北海道ブロック1位、今津寛氏を新6区の候補とすることで決着。
□平成14年7月30日、旭川市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成14年11月16日)の日程を平成14年11月3日告示、同10日投票と決めた。即日開票される。
□平成14年7月24日、衆院小選挙区の5増5減が成立。改正公職選挙法により旭川市は上川管内と合体し北海道新6区となる。旧7区選出(旭川市を除く上川・宗谷・留萌管内)の金田英行衆院議員は比例ブロックに回り、今後は旭川に拠点を移す。
□平成14年6月8日、建設会社広野組会長・広野忠雄氏が何者かに殺害された。旭川の政治・経済界に強い影響力のある広野氏は、昭和53年の市長選挙で16年ぶりに保守市制(坂東徹市長)奪還に貢献した。その後今津寛派(自民党公認・落選)の選挙違反で有罪判決を受けた。事件は大きな衝撃となって今年の11月に行われる同市長選挙にも大きな影響が出てくる。
□平成14年5月10日、菅原市長の政治資金管理団体「自由政経同友会・10年分」の会計責任者富樫多喜男氏から訂正の報告が北海道選挙管理委員会より告示された。
□平成14年5月10日、菅原市長関連の政治団体「ゆめたうん21市民の会・10年分」の会計責任者佐藤良枝氏から訂正の報告が北海道選挙管理委員会より告示された。
□平成14年5月10日、菅原市長の政治団体「菅原功一連合講演会・10年分」の会計責任者斉藤啓一氏から訂正の報告が北海道選挙管理委員会より告示された。
□平成14年5月10日、菅原市長関連の政治団体「みんなでつくる21市民の会・10年分」の会計責任者加藤健二郎氏から訂正の報告が北海道選挙管理委員会より告示された。
□平成13年11月20日、菅原市長の政治資金管理団体「自由政経同友会」の富樫多喜男会計責任者・その他の政治団体「菅原功一連合後援会」の斉藤啓一会計責任者・その他の政治団体「ゆめたうん21市民の会」の村角鉄矢会計責任者からそれぞれ平成7年・平成8年・平成9年分の収支報告の訂正が、高橋康之北海道選挙管理委員会委員長に提出された。詳細は弊誌平成13年12月3日号に掲載。
□平成13年11月19日、政治資金規正法違反の疑いが持ち上がった菅原市長は同市議会政治倫理調査特別委員会で「意図的なものはなく、単純ミスで申し訳ない」と釈明。
又、同氏の政治団体「菅原功一と旭川市民の会」(平成12年分の収入総額は940,000円)の関係者は、同寄附は同氏の政治団体「菅原功一連合後援会」(平成12年分の収支報告書は未提出)が受理しており同政治団体に記載修正することで上川支庁選挙管理委員会と相談するとしている。
□平成13年11月16日、菅原市長の政治団体「菅原功一後援会」(平成2年から収支報告書が未提出で、平成4年にみなし解散となっている)が政治団体「希望都市21世紀市民の会」(地元経済界)から政治資金規制法違反(届出前の寄附の禁止)の疑いがある1千万円(平成12年3月と5月の2回)の寄附を受け取ったことが分かった。
同後援会関係者は、当時(平成12年3月)、菅原市長の政治団体が政治資金規制法違反(虚偽記載)に問われ、関係書類が押収され口座が閉じられていたので、緊急避難的に届出のない「菅原功一後援会」という口座を作り「希望都市21世紀市民の会」から寄附を受けたと釈明。
□平成13年10月10日、政治活動を休止していた菅原功一市長は旭川市内で2年ぶりに後援会パーティを開催。
□ 平成12年2月
菅原市長の政治団体の収支報告書に記載漏れがあり、富樫多喜男会計責任者(後援会事務所長)が政治資金規制法違反(虚偽記載)に問われ逮捕された事件は、初公判で検察側が富樫多喜男被告に禁固10カ月を求刑して結審(3月での判決は、禁固10カ月、執行猶予3年の有罪判決)。
起訴状によると、富樫被告は、菅原市長の政治資金管理団体「自由政経同友会」の会計責任者として、95年の収支報告書に約4,154万円の政治資金を約3,217万円と偽って記載して道選挙管理委員会に提出した。また、別の政治団体「ゆめたうん21市民の会」の収支報告書でも3年間で約3,150万円の政治資金を記載せず裏金として処理していた。
検察側の冒頭陳述によると、富樫被告は平成6年12月ごろ、菅原功一連合後援会副幹事長=平成11年12月に自殺=だった建設会社部長から「事務所の裏金を作るため収支報告書には実際の収入より少なく記載して、支出もつじつまが合うように処理する」よう指示されたほか、平成7年1月ごろ、当時の市役所秘書課長から、公費で捻出できない交際費として事務所で毎月50万円負担する旨の依頼を受けたという。
虚偽記載でひねり出した裏金は、菅原市長や家族名義の銀行口座にいったん入金されたあと引き出され、歴代の秘書課長に毎月50万円が渡されたほか、菅原市長の娘が住んでいる札幌市中央区のマンションのローン返済に充てられていた。疑問に思った富樫被告はその後、市長宅に出向き相談を持ち掛けたところ、同席していた市長夫人から「幹部の指示に従ってほしい」と言われたことを法廷で生々しく証言、市長の関与を示唆した。
市長夫人は平成8年まで印刷会社の顧問を務め、顧問料を受け取っていたが、この点に関して裁判官は「(市長夫人の立場で)企業の顧問に就いているのはおかしい」とも指摘、裁判所が裏金の使途に重大な関心を払っていることをうかがわせた。
菅原市長は、旭川市議、道議を経て、平成6年11月の旭川市長選に保守系無所属で出馬、板東市長後継の前助役を破って初当選。平成12年1月、菅原市政はエコ・スポーツ構想の不明朗な業務委託や、東京の不動産会社社長に差し出したとされる特別職人事などをめぐる誓約書など多くの問題が発生。また平成11年6月25日に同市の農政部幹部(前職は市教委でエコ・スポーツパークに携わっていた)が首吊り自殺をしている。
□平成11年12月、菅原市長の資金管理団体の収支に記載漏れがあり、道警が富樫多喜男会計責任者(後援会事務所長)を政治資金規制法違反で逮捕。
網走市
平成14年9月2日、大場脩(おおば・おさむ、65歳)市長は網走市内で記者会見し平成14年11月3日告示される同市長選挙に再選を目指して出馬することを表明した。自民、民主、公明の各党は同氏の推薦を決めている。
大場氏は、昭和12年5月26日生、常呂町出身、網走南ヶ丘高卒。同市経済部長、総務部長、教育長、助役を歴任。平成10年11月市長就任。現在1期目。
【網走市長選挙経過】
□平成14年6月2日、網走市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成14年11月30日)の日程を平成14年11月3日告示、同10日投票と決めた。即日開票される。
岩見沢市
平成14年9月6日、木村衛(63歳)岩見沢労働組合総連合事務局長は平成14年9月29日告示される岩見沢市長選挙に出馬することを表明した。
木村氏は、栗沢町出身、岩見沢東高定時制、酪農学園大卒。公立高校教諭、高教組空知支部長、岩見沢労連議長を歴任。
【岩見沢市長選挙経過】
□平成14年8月8日、現職の能勢邦之(のせ・くにゆき、67歳)市長は平成14年9月29日告示される岩見沢市長選挙に4選を目指して出馬することを表明した。
能勢氏は、昭和9年12月22日生、岩見沢市出身、岩見沢西高卒、北大大院法学部修。自治省入省、国土庁官房審議官、自治省官房審議官、自治体国際化協会専務理事を歴任。平成2年10月市長就任。現在3期目。
□平成14年7月30日、渡辺孝一(44歳)歯科医師、故・渡辺省一元衆議院議員の長男が平成14年9月29日告示される岩見沢市長選挙に無所属で出馬することを表明した。
渡辺氏は、東京出身、岩見沢東高校、東日本学園大卒(北海道医療大学)、岩見沢で歯科医を開業、同青年会議所理事長。平成12年の衆院選で自民党の公認を得られず出馬断念した経過がある。
□平成14年7月29日、岩見沢市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成14年10月19日)の日程を平成14年9月29日告示、10月6日投票と決めた。即日開票される。同時に同市議会議員の補欠選挙(欠員1名)も行われる。
現職の能勢邦之(のせ・くにゆき)市長はまだ出馬表明はしていない。
深川市
平成14年8月24日、野中智行(66歳)共産党深川市委員長は「深川を愛する市民の会」(曽賀良弘代表)の要請を受け、平成14年9月22日告示される深川市長選挙に共産党推薦の無所属で出馬する意向を表明した。「深川を愛する市民の会」は民主商工会深川支部など6団体で組織している。
【深川市長選挙経過】
□平成14年5月8日、深川市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成14年10月14日)の日程を平成14年9月22日告示、同29日投票と決めた。即日開票される。
□平成14年3月5日、現職の河野順吉(かわの・じゅんきち、63歳)市長は定例市議会で次期市長選挙(任期満了は平成14年10月14日)に3選出馬の意向を表明した。
河野氏は、昭和13年3月30日生、深川市出身、深川農業高校卒。同市議会副議長。平成6年10月市長就任。現在2期目。
釧路町
3人目が出馬
平成14年8月26日、橋口春樹(48歳)釧路町議会議員は新聞社の取材で平成14年10月15日告示の同町長選挙に出馬する意向を明らかにした。
橋口は、昭和29年4月3日生、佐賀県出身、佐賀有田工高卒。会社員、同町議会議員3期。
【釧路町長選挙経過】
□平成14年8月25日、倉井俊勝(49歳)釧路町議会副議長は平成14年10月15日告示の同町長選挙に出馬する意向を表明した。
倉井氏は、昭和28年3月28日生、熊本県出身、旭川大学卒。団体職員、同町議会議員3期、同副議長。
□平成14年7月23日、釧路町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年11月13日)の日程を平成14年10月15日告示、同20日投票と決めた。即日開票される。
□平成13年12月11日、現職の菅原澄(すがわら・きよし、72歳)町長は定例町議会で次期町長選挙に3選出馬することを表明した。
菅原氏は、昭和4年7月23日生、釧路町出身、昆布森国民高等科卒。同町総務課長、助役を歴任。平成6年11月町長就任。現在2期目。
引退表明
津別町
現職の高瀬町長今期限りの引退
平成14年8月20日、現職の高瀬毅(たかせ・つよし、72歳)町長は臨時町議会で任期満了(平成14年12月22日)を持って退任する意向を表明した。
高瀬氏は、昭和4年11月10日生、津別町出身、網走中学卒。同町総務部長、助役を歴任。平成6年12月町長就任。現在2期目
□平成14年9月2日、津別町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年12月22日)の日程を平成14年11月26日告示、12月1日投票と決めた。即日開票される。
【過去の津別町長選挙結果】
□平成10年11月24日告示
現職の高瀬毅氏無競争で再選果たす
任期満了に伴う津別町長選挙は平成10年11月24日告示され、現職の高瀬毅(たかせ・つよし)町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無競争再選が決まった。
高瀬氏は、昭和4年11月10日生、津別町出身、網走中学卒。同町総務部長、助役を歴任。平成6年12月町長就任。
□平成6年11月27日投票
任期満了に伴う津別町長選挙(現職の小南町長は勇退・5期)は、新人の高瀬氏(65歳)が、同じく新人の日下氏(前町企画振興課町補佐・47歳)を破り初当選を果たした。
当日有権者数 5,979人
投票者数 5,615人
投票率 93.91%
当選 高瀬 毅 2,949 票
日下 太朗 2,629 票
□平成2年11月20日告示
任期満了に伴う津別町長選挙は、現職の小南町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票5選が決まった。
□昭和61年11月30日投票
任期満了に伴う津別町長選挙は、現職の小南町長が、新人の橋本幸松を破り4選を果たした。
当日有権者数 6,629人
投票者数 6,259人
投票率 94.42%
当選 小南 甲三 3,492票
橋本 幸松 2,729票
□昭和57年11月28日投票
任期満了に伴う津別町長選挙は、現職の小南町長が、新人の橋本幸松を破り3選を果たした。
当日有権者数 6,798人
投票者数 6,463人
投票率 95.07%
当選 小南 甲三 3,434票
橋本 幸松 3,007票
小南氏は、大正14年9月18日生、津別町出身、旧美幌農林学校卒。農業自営、農民同盟書記長、23年同町議、津別農協組合長、昭和49年現職の土田耕治町長を破り初当選し革新系町長(社共公3派の推薦)の誕生。
選挙日程
士幌町
平成14年9月3日、士幌町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年12月4日)の日程を平成14年11月19日告示、同24日投票と決めた。即日開票される。
【士幌町長選挙経過】
□平成14年6月18日、現職の小林康雄(こばやし・やすお、51歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成14年12月4日)に再選を目指して出馬することを表明した。
小林氏は、昭和25年12月10日生、士幌町出身、上士幌高卒、自治大学校修了。同町企画課主幹、企画調整室長を歴任。平成10年11月町長就任。現在1期目。
奈井江町
平成14年9月3日、奈井江町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年12月6日)の日程を平成14年11月26日告示、12月1日投票と決めた。即日開票される。
【奈井江町長選挙経過】
□平成14年6月17日、現職の北良治(きた・りょうじ、65歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成14年12月6日)に5選を目指して出馬する意向を表明した。
北氏は、昭和11年10月12日生、奈井江町出身、旧野幌機農高校卒。昭和61年同町議会議長から町長選に出馬し、対抗馬を破って初当選を飾る。現在4期目。
瀬棚町
平成14年9月3日、瀬棚町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成15年1月28日)の日程を平成15年1月14日告示、同19日投票と決めた。即日開票される。同町議補選(欠員1名)も同じ日程で行われる。
【瀬棚町長選挙経過】
□平成14年6月6日、平田泰雄(59歳)町長は町議会で次期町長選挙(任期満了は平成15年1月28日)に3選を目指して出馬することを表明した。
平田氏は、昭和18年1月31日生、瀬棚町出身、自治講習所修。同町町民課長、総務課長を歴任。現在2期目。
ニセコ町
平成14年9月3日、幌延町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年11月2日)の日程を平成14年10月15日告示、同20日投票と決めた。即日開票される。
【ニセコ町長選挙経過】
□平成14年3月8日、現職の逢坂誠二(おおさか・せいじ、42歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(期満了は平成14年11月2日)に3選を目指して出馬することを表明した。民主党の一部に次期北海道知事候補への期待もある。
逢坂氏は、昭和34年4月24日生、ニセコ町出身、北大薬学部卒。企画観光課、総務課財政係長。平成6年11月町長就任。現在2期目。
羽幌町
平成14年9月2日、羽幌町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年11月29日)の日程を平成14年11月5日告示、同10日投票と決めた。即日開票される。
【羽幌町長選挙経過】
□平成14年6月13日、現職の舟橋泰博(ふなはし・やすひろ、51歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成14年11月29日)に再選を目指して出馬する意向を表明した。
舟橋氏は、昭和26年3月8日生、羽幌町出身、足利工大卒。羽幌青年会議所理事長、町体協理事長、幼稚園副園長。平成10年11月町長就任。現在1期目。
門別町
平成14年9月2日、門別町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年12月6日)の日程を平成14年11月12日告示、同17日投票と決めた。即日開票される。
□平成14年3月15日、現職の郡司啓(ぐんじ・けい、67歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成14年12月6日)に3選を目指して出馬することを表明した。
郡司氏は、昭和9年12月26日生、樺太出身、静内高卒。同町産業課長、企画商工課長を歴任。平成6年12月町長就任。現在2期目。
穂別町
平成14年9月2日、穂別町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年11月29日)の日程を平成14年11月5日告示、同10日投票と決めた。即日開票される。
現職の横山宏史(よこやま・ひろし)町長は正式な出馬表明はしていないが、出馬の意向を示している。
横山氏は、昭和19年12月6日生、虻田町出身、道立自治講習所修了。同町企画課長、行革本部事務局長、教育長を歴任。平成10年11月町長就任。現在1期目。
南幌町
平成14年9月2日、南幌町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成15年3月30日)を統一地方選挙と同じ日程で行うことを決めた。同町議選挙も同じ日程で行われる。
現職の井澤利美(いざわ・としみ)町長は正式な出馬表明はしていない。
井澤氏は、昭和13年3月10日生、南幌町出身、自治講修。同町企画振興課長、助役を歴任。平成11年3月町長就任。現在1期目。
西興部村
平成14年9月3日、西興部村選挙管理委員会は次期村長選挙(任期満了は平成15年1月31日)の日程を平成15年1月21日告示、同26日投票と決めた。即日開票される。
現職の三宅豊(みやけ・ゆたか)村長は正式な出馬表明はしていない。
三宅氏は、昭和7年7月28日生、西興部村出身、名寄高卒。同村教育次長、産業課長、議会事務局長、総務課長、助役を歴任。昭和62年2月村長就任。現在4期目。
統一選日程
平成14年8月14日、総務省は平成15年4月の統一地方選挙の日程を固めた。対象となる11都道県の知事と1政令指定都市の市長、44の都道府県議会の議員と1政令指定都市の議員選挙は平成15年4月13日投票。一般市、特別区、町村の首長と議員選挙は同27日投票となる予定。
11で行われる知事選挙は、北海道、岩手県、東京都、神奈川県、福井県、三重県、鳥取県、島根県、福岡県、佐賀県、大分県で政令都市は札幌市のみ。秋の臨時国会で正式に決定する。