地方選挙News
選挙結果
根室市
任期満了に伴う根室市長選挙は平成14年9月15日投票、即日開票され、現職の藤原弘氏(ふじわら・ひろし、65歳=自民・民主・社民・公明推薦)市長が、新人の安達正敏(あだち・まさとし、60歳=共産党推薦)前同市議を破り再選を果たした。
藤原氏は、昭和11年11月16日生、埼玉県出身。熊谷高、北海道大学水産学部卒。34年4月入庁、60年水産部魚政課長、63年同技監、平成元年根室支庁庁、3年水産部長、6年同退職、10年6月道漁業信用基金協会副理事長辞任。10年9月市長就任。
敗れた安達氏は、昭和16年9月24日生、樺太出身、根室高卒。郵便局員、根室市議8期。共産党員、共産党系市民団体「明日の根室をつくる市民の会」副代表。
有権者数 26,339人
投票者数 13,881人
投票率 52.70%
無効票 279票
当選 藤原 弘 10,951票
安達 正敏 2,651票
【根室市長選挙経過】
□平成14年6月17日、現職の藤原弘氏(ふじわら・ひろし、65歳)市長は市内で後援会総会が開かれた後、記者会見し平成14年9月8日告示される同市長選挙に再選を目指して出馬することを表明した。
藤原氏は、昭和11年11月16日生、埼玉県出身。熊谷高、北海道大学水産学部卒。34年4月入庁、60年水産部魚政課長、63年同技監、平成元年根室支庁庁、3年水産部長、6年同退職、10年6月道漁業信用基金協会副理事長辞任。10年9月市長就任。現在1期目。
□平成14年6月3日、根室市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成14年9月28日)の日程を平成14年9月8日告示、同15日投票と決めた。
【平成10年9月13日根室市長選結果】
道庁OBの藤原氏が現職破る
現職と道庁OBがマチを二分した戦いを繰り広げた、任期満了に伴う根室市長選は13日の即日開票で、自民党と連合が相乗りで推薦した元水産部長で根室支庁長を務めた藤原弘氏(61)が四選を目指した現職の大矢快治氏(70)を大差で下し、初陣を飾った。前回と同様、現職と道庁OBの対決に加え、自民党が現職と離反した戦いの構図に、選挙後のシコリを懸念する声が市民の間に強く、2000年とされる日ロ平和条約の締結を控え、停滞気味の国境の町をどう活性化するか、道庁OBをアピールした藤原市政の真価が一年目から問われそうだ。
前回まで三期連続して大矢氏を支持してきた自民党が離れ、対立候補の藤原氏の支援に回ったことが勝敗の分かれ目になった。また、鈴木官房副長官や北村衆院議員らが根室入りした。連合は今回も大矢氏との対決姿勢を明確にし、藤原氏と政策協定を結んだ。その見返りに自民党は来春の道議選に向けて民主現職の対抗馬擁立を見送った。来春の道知事選に見立てて、知事サイドは連合と自民党が手を握る再選戦略のテストケースとして選挙結果を注目していた。
藤原氏は、昭和11年11月16日生、東京都出身。熊谷高、北海道大学水産学部卒。34年4月入庁、60年水産部魚政課長、63年同技監、平成元年根室支庁庁、3年水産部長、6年同退職、10年6月道漁業信用基金協会副理事長辞任。
当日有権者数 26,781人
投票者数 20,746人
投票率 77.47%
当選 藤原 弘 12,781票
大矢 快治 7,753票
【過去の根室市長選挙経過】
□平成6年9月11日投票
任期満了に伴う根室市長選挙は平成6年9月11日投票、即日開票され、現職の大矢市長(66歳)が、新人の山本氏(前根室支庁長・60歳)、同じく新人の澁谷氏(47歳)を破り、3選を果たした。
当日有権者数 27,154人
当日投票者数 21,335人
投票率 78.57%
当選 大矢 快治 無前 11,551票
山本 信夫 無新 9,105 票
澁谷 肇 共新 589 票
□平成2年9月9日投票
任期満了に伴う根室市長選挙は平成2年9月9日投票、即日開票され、現職の大矢市長が、新人の澁谷氏を破り、再選を果たした。
当日有権者数 27,509人
当日投票者数 14,856人
投票率 54%
当選 大矢 快治 無前 11,775
渋谷 肇 共新 2,769
□昭和61年9月21日投票
任期満了に伴う根室市長選挙は昭和61年9月21日投票、即日開票され、新人の大矢氏が、同じく新人の阿部氏を破り、初当選した。
大矢氏は、昭和3年1月3日生、根室市出身、和田青年学校卒。同市立病院事務局長、総務部長、助役を歴任。
当日有権者数 28,672人
当日投票者数 15,862人
投票率 56.27%
当選 大矢 快治 無新 11,486票
阿部 将宏 無新 4,148 票
□昭和57年9月19日投票
任期満了に伴う根室市長選挙は昭和57年9月19日投票、即日開票され、現職の寺嶋市長が、新人の阿部氏を破り、3選を果たした。
当日有権者数 28,330人
当日投票者数 17,591人
投票率 62.09%
当選 寺嶋伊弉雄 無前 11,053
阿部 将宏 無新 6,137
□昭和53年9月10日投票
任期満了に伴う根室市長選挙は昭和53年9月10日投票、即日開票され、現職の寺嶋市長が、新人の工藤氏を破り、再選を果たした。
当日有権者数 28,474人
当日投票者数 17,637人
投票率 61.94%
当選 寺嶋伊弉雄 無前 11,786票
工藤 一夫 無新 5,631 票
□昭和49年9月29日投票
任期満了に伴う根室市長選挙は昭和49年9月29日投票、即日開票され、新人の寺嶋氏が、同じく新人の栃久保を破り、初当選した。
寺嶋氏は、大正9年7月4日生、根室市出身、自治講習所修。昭和11年和田村役場入り、26年根室議会事務局長、総務課長、総務部長、助役を歴任。
当日有権者数 28,289人
当日投票者数 22,756人
投票率 80.44%
当選 寺嶋伊弉雄 無新 12,696票
栃久保求一 無新 9,949票
□昭和47年9月17日投票
任期満了に伴う根室市長選挙は昭和47年9月17日投票、即日開票され、現職の横田俊夫市長が、新人の鈴木義澄(共産党)氏を破り4選を果たした。
横田氏は、明治43年1月生、東京都出身、長野県立小諸商業学校中退。昭和4年浦河支庁(日高支庁)勤務、18年根室支庁、戦後同経理係長、22年中標津村助役、23年同村長、32年歯舞村助役、34年根室市との合併で根室市助役、39年10月同市長。
当選 横田 俊夫 無現 10,926票
鈴木 義澄 共新 2,827票
歌登町
任期満了に伴う歌登町長選挙は平成14年9月17日告示され、現職の深井信朗(ふかい・のぶろう、66歳)町長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票3選が決まった。
深井氏は、昭和11年5月17日生、歌登町出身、法政大経済学部卒。36年雪印物産、43年同町役場入り、総務課長、企画財政課長、助役を歴任。平成6年町長就任。
【歌登町長選挙経過】
□平成14年7月30日、歌登町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年10月1日)の日程を平成14年9月17日告示、同22日投票と決めた。即日開票される。
□平成14年3月12日、現職の深井信朗(ふかい・のぶろう、65歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成14年10月1日)に3選を目指して出馬する意向を表明した。
深井氏は、昭和11年5月17日生、歌登町出身、法政大経済学部卒。36年雪印物産、43年同町役場入り、総務課長、企画財政課長、助役を歴任。平成6年町長就任。現在2期目。
【過去の歌登町長選挙結果】
□平成10年9月15日告示
現職・深井信朗町長が再選
任期満了に伴う歌登町長選挙は平成10年9月15日告示され、現職の深井信朗(ふかい・のぶろう、61歳)町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票再選が決まった。
深井氏は昭和11年5月17日生、歌登町出身、法政大経済学部卒。36年雪印物産、43年同町入庁、総務課長、企画財政課長、助役を歴任。平成6年町長就任。
□平成6年10月2日投票
現職の合田英雄町長(道内首長最長8期)病気辞任による歌登町長選挙は、同町政継承で新人の深井氏(58歳)が、同じく新人の成澤氏(元同町水道課長・58歳)を破り初当選した。
当日有権者数 2,175人
投票者数 2,106人
投票率 96.83%
当選 深井 信朗 1,218 票
成澤 寛 864 票
□平成3年4月21日告示
任期満了による歌登町長選挙は、現職の合田英雄町長以外に届け出がなく、同氏の無競争8選が決まった。
□昭和62年4月21日告示
任期満了による歌登町長選挙は、現職の合田英雄町長以外に届け出がなく、同氏の無競争7選が決まった。
□昭和58年4月24日告示
任期満了による歌登町長選挙は、現職の合田英雄町長以外に届け出がなく、同氏の無競争6選が決まった。
合田氏は、大正8年8月15日生、歌登町出身、高小卒。同町農業委員会会長、議会議員。昭和38年4月町長就任。
出馬表明
南幌町
平成14年9月11日、現職の井澤利美(いざわ・としみ、64歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(平成15年の統一地方選挙と同じ日程)に再選を目指して出馬する意向を表明した。
井澤氏は、昭和13年3月10日生、南幌町出身、自治講修。同町企画振興課長、助役を歴任。平成11年3月町長就任。現在1期目。
【南幌町長選挙経過】
□平成14年9月2日、南幌町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成15年3月30日)を統一地方選挙と同じ日程で行うことを決めた。同町議選挙も同じ日程で行われる。
北村
現職村上村長3選出馬表明
平成14年9月12日、現職の村上宗範(むらかみ・むねのり、66歳)村長は定例村議会で次期村長選挙(任期満了は15年3月30日)に3選を目指して出馬することを表明した。
村上氏は、昭和11年1月11日生、北村出身、道立月形高卒、自治講習所修。同村産業課長、総務課長、企画課長、収入役を歴任。平成7年3月村長就任。
平成7年2月28日、現職勇退、対立候補を破って初当選。