地方選挙News
選挙結果
釧路町
現職の菅原町長3選果たす
任期満了に伴う釧路町長選挙は平成14年10月20日投票、即日開票され、現職の菅原澄(すがわら・きよし、73歳)町長が、新人の倉井俊勝(くらい・としかつ、49歳)釧路町前議会副議長、同じく新人の橋口春樹(はしぐち、はるき、48歳)釧路町前議会議員を破り3選を果たした。
10月2日「釧路地域6市町村合併協議会」が設置され、現職の菅原町長は賛成反対の態度を保留、新人の倉井氏、橋口氏の両氏は合併推進を強く訴えていた。
菅原氏は、昭和4年7月23日生、釧路町出身、昆布森国民学校高等科卒。同町総務課長、教育委員会次長、助役を歴任。平成6年11月町長就任。
有権者数 16,978人
投票者数 10,891人
投票率 64.15%
無効票 79票
当選 菅原 澄 5,900票
倉井 俊勝 3,124票
橋口 春樹 1,788票
【釧路町長選挙経過】
□平成14年8月26日、橋口春樹(48歳)釧路町議会議員は新聞社の取材で平成14年10月15日告示の同町長選挙に出馬する意向を明らかにした。
橋口氏は、昭和29年4月3日生、佐賀県出身、佐賀有田工高卒。会社員、同町議会議員3期。
□平成14年8月25日、倉井俊勝(49歳)釧路町議会副議長は平成14年10月15日告示の同町長選挙に出馬する意向を表明した。
倉井氏は、昭和28年3月28日生、熊本県出身、旭川大学経済学部卒。団体職員、陸上自衛隊員、同町議会議員3期、同副議長。鈴木宗男衆院議員が逮捕される直前まで同氏の後援会釧路町支部役員を務める。
□平成14年7月23日、釧路町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年11月13日)の日程を平成14年10月15日告示、同20日投票と決めた。即日開票される。
□平成14年6月、北村直人衆院議員(釧路根室管内選出)は現職の菅原澄町長支持を表明した。
□平成13年12月11日、現職の菅原澄(すがわら・きよし、72歳)町長は定例町議会で次期町長選挙に3選出馬することを表明した。
菅原氏は、昭和4年7月23日生、釧路町出身、昆布森国民高等科卒。同町総務課長、助役を歴任。平成6年11月町長就任。現在2期目。
【過去の釧路町長選挙結果】
□平成10年10月20日告示
任期満了に伴う釧路町長選挙は平成10年10月20日告示され、現職の菅原澄(すがわら・きよし、69歳)町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票再選が決まった。
菅原氏は、昭和4年7月23日生、釧路町出身、昆布森国民高等科卒。同町総務課長、助役を歴任。平成6年11月町長就任。
□平成6年10月6日投票
任期満了による釧路町長選挙は、新人の菅原氏(前助役・65歳)が、現職の中西町長(66歳・1期目)と、新人の網田氏を破り初当選を果たした。町発注の総合体育館新築工事指名入札をめぐる疑惑が焦点で、菅原助役を、町職員組合、前町長の高橋睦氏などが支持した。
当日有権者数 15,173人
投票者数 10,996人
投票率 72.47%
当選 菅原 澄 4,986 票
中西 雄一 4,358 票
網田 静雄 1,562 票
□平成2年10月28日投票
任期満了による釧路町長選挙(現職の高橋町長は勇退・6期)は、新人の中西氏が、同じく新人の辻村氏(釧路町議会議長)を破り初当選を果たした。現職の高橋町長は中西氏を支援。中西氏は、昭和3年釧路市出身、旧釧路中学卒。釧路市鉱工業課長、釧路村教育長、釧路町教育長を歴任。
当日有権者数 12,935人
投票者数 10,151人
投票率 78.48%
当選 中西 雄一 5,712 票
辻村 豊 4,331 票
□昭和61年10月27日投票
任期満了による釧路町長選挙は、現職の高橋睦町長が、新人の中島嘉昭氏を破り5選を果たした。
高橋氏は、大正6年12月30日生、秋田県出身、高小卒。釧路村書記、昆布森村助役、昆布森村長(釧路村の泉重村長は実兄で、兄弟村長で肩を並べた)、30年合併で釧路村助役(現職泉重村長)、45年釧路村長。
当日有権者数 10,976人
投票者数 8,584人
投票率 78.21%
当選 高橋 睦 4,915票
中島 嘉昭 3,612票
□昭和57年10月31日告示
任期満了による釧路町長選挙は、現職の高橋町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票4選が決まった。
ニセコ町
任期満了に伴うニセコ町長選挙は平成14年10月15日告示され、現職の逢坂誠二(おおさか・せいじ、43歳)町長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票3選を果たした。また、同氏は来春の知事選出馬について「全くない」と否定した。
逢坂氏は、昭和34年4月24日生、ニセコ町出身、北大薬学部卒。企画観光課、総務課財政係長。平成6年11月町長就任(全国最年少町長・35歳)。
【ニセコ町長選挙経過】
□平成14年9月20日、来年の知事選に出馬要請を受けていた現職の逢坂誠二町長は、平成14年10月15日告示の同町長選挙に全力投球すると同氏の後援会に伝え、同出馬要請を断ることを決めた。
□平成14年9月17日、市民団体「さわやかフォーラム97・札幌市」の上野伸子代表ら男女7人がニセコ町の役場を訪れ、逢坂誠二(おおさか・せいじ、43歳)町長に次期北海道知事選への出馬を要請した。
□平成14年9月3日、ニセコ町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年11月2日)の日程を平成14年10月15日告示、同20日投票と決めた。即日開票される。
□平成14年3月8日、現職の逢坂誠二(おおさか・せいじ、42歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成14年11月2日)に3選を目指して出馬することを表明した。民主党の一部に次期北海道知事候補への期待もある。
逢坂氏は、昭和34年4月24日生、ニセコ町出身、北大薬学部卒。企画観光課、総務課財政係長。平成6年11月町長就任(全国最年少町長・35歳)。現在2期目。
【過去のニセコ町長選挙経過】
□平成10年10月13日告示
現職の逢坂町長無投票で再選
任期満了に伴うニセコ町長選挙は平成10年10月13日告示され、現職の逢坂誠二(おおさか・せいじ、39歳)町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票再選が決まった。
逢坂氏は、昭和34年4月24日生、ニセコ町出身、北大薬学部卒。企画観光課、総務課財政係長。平成6年11月町長就任(道内唯一の30代首長)。
□平成6年10月16日投票
任期満了によるニセコ町長選挙は、新人の逢坂氏(35歳)が、現職の渡辺町長(1期・58歳)を破り初当選した。身内(役場)同志の激しい選挙戦だった。
当日有権者数 3,523人
投票者数 3,175人
投票率 90.12%
当選 逢坂 誠二 1,639 票
渡辺 富雄 1,513 票
□平成2年10月7日投票
任期満了によるニセコ町長選挙は、新人の渡辺氏が、現職の菊地哲夫町長との一騎打ちの末初陣を飾った。
渡邊氏は、昭和11年ニセコ町出身、小樽緑陵高校卒。ニセコ町商工観光室長、同税務課長を歴任。
当日有権者数 3,342人
投票者数 3,111人
投票率 93.09%
当選 渡辺 富雄 1,714 票
菊地 哲夫 1,371 票
□昭和61年10月7日告示
任期満了によるニセコ町長選挙は、現職の菊地哲夫町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票再選を果たした。
菊地氏は、大正10年1月1日、ニセコ町出身、日鋼室蘭青年学校卒。同町総務課長、収入役、助役を歴任。
□昭和57年10月17日告示
任期満了(現職の遠藤京作町長勇退)によるニセコ町長選挙は、新人の菊地哲夫同町前助役以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票で初当選が決まった。
勇退した遠藤氏は、明治44年7月3日生、庁立農業協同組合学校卒。司法保護司、監査委員、同町議、農協専務。昭和45年現職を破り初当選。
出馬表明
旭川市
前回出馬の鶴飼氏再挑戦
平成14年10月16日、鶴飼重男(54歳・アパート経営)氏は平成14年11月3日告示される同市長選挙に出馬すること表明した。同氏は平成10年の同市長選挙に立候補、落選している。
【旭川市長選挙経過】
□平成14年10月16日、旭川市職員労働組合(片桐敏雅執行委員長・約1、700人)は平成14年11月3日告示の旭川市長選挙は自主投票とすることを決めた。
□平成14年10月15日、自民党北海道青年局(佐々木通彦局長)は旭川市役所で記者会見し、平成14年11月3日告示の旭川市長選挙で、新人の東国幹自民党前道議会議員を支援することを表明した。
□平成14年10月11日、田辺八郎(59歳)前同市議会議員は旭川市内のホテルで記者会見し、平成14年11月3日告示される同市長選挙に出馬すること表明した。明るい旭川市政をつくる各界連絡会(共産党系市民団体)が、同氏を擁立する方針を固めていた。
田辺氏は、昭和18年4月14日生、旭川出身、道学芸大旭川分校卒。共産党役員、旭川民主商工会事務局長、昭和54年同市議(共産党・4期16年)、平成11年同落選、現在共産党旭川地区委員会副委員長。
□平成14年10月11日、自民党員有志の会(中島芳雄代表世話人・旭川支部顧問)は平成14年11月3日告示の旭川市長選挙で、現職の菅原功一市長を支持することを表明。有志の会は同支部役員や市議など30人あまりが参加、金田英行衆院議員も顧問に就任。
□平成14年10月9日、自民党旭川支部(今津寛支部長)は役員会を開き、平成14年11月3日告示の旭川市長選挙は自主投票とすることを決めた。同党は現職の菅原功一市長と、新人の東国幹自民党前道議会議員の双方から推薦要請を受けていたが、党が二分しかねないと判断、同市長選挙では両氏とも推薦しないことで決着。
□平成14年9月6日、現職の菅原功一(すがわら・こういち、58歳)市長は北海ホテル(旭川市内)で記者会見し、平成14年11月3日告示される同市長選挙に3選出馬することを表明した。
菅原氏は、昭和19年6月24日生、旭川出身、旭川商業高校卒。代議士秘書、同市議会議員、道議会議員を2期務めた。平成6年11月市長就任。現在2期目
□平成14年9月5日、東国幹(あずま・くによし、34歳)自民党道議会議員(旭川市選出・1期目)は旭川市内で会見し、平成14年11月3日告示される同市長選挙に無所属で出馬することを正式に表明した。
会見で、菅原市長の資金管理団体の問題(富樫多喜男後援会事務所長が政治資金規制法違反で逮捕)は解決したわけではないと批判した。
東氏は同市長選出馬に伴い平成14年9月18日(定例道議会初日)道議を辞職する。
□平成14年8月10日、東国幹(あずま・くによし、34歳)自民党道議会議員(旭川市選出・1期目)が出馬の要請を受けているのが明らかになった。同氏は後援会の了承を得た上で出馬表明をする。
東氏は、昭和43年2月17日生、風連町出身、東海大卒。自民党支部委員、佐藤静雄衆議院議員秘書、旭川市議会議員、平成11年藤井猛元道議会議長の後継者として道議初当選。
□平成14年8月1日、自民党の山崎拓幹事長、北村直人道連会長、神戸典臣道連幹事長は、現職の金田英行、元議員の今津寛両氏と確認書を交わした。金田英行氏を比例北海道ブロック1位、今津寛氏を新6区の候補とすることで決着。
□平成14年7月30日、旭川市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成14年11月16日)の日程を平成14年11月3日告示、同10日投票と決めた。即日開票される。
幌延町
平成14年10月17日、宮本明(60歳)同町副議長は町議辞職願を前田武人議長に提出、平成14年11月26日告示される同町長選挙に出馬する意向。
宮本氏は、昭和17年6月1日生、幌延町出身、野幌酪農大卒。酪農業を経営。町議4期、平成11年同副議長就任。
【幌延町長選挙経過】
□平成14年10月9日、幌延町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年12月22日)の日程を平成14年11月26日告示、12月1日投票と決めた。即日開票される。
□平成14年6月20日、現職の上山利勝(やまかみ・としかつ、75歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成14年12月22日)に5選を目指して出馬する意向を表明した。。
上山氏は、昭和2年5月1日生、樺太出身、豊原市並川青年学校研究科修了(現サハリン)、幌延町議会副議長、議長を歴任。61年町長選に出馬し現職の成松町長を破り初当選を果たす。現在4期目。
知内町
現職の脇本町長4選出馬
平成14年10月16日、現職の脇本哲也(わきもと・てつや、67歳)町長は臨時町議会で平成15年1月21日告示の同町長選挙に4選を目指して出馬することを表明した。
脇本氏は、昭和10年1月23日生、知内町出身、知内高卒。同町企画室長、産業課長、総務課長を歴任。平成3年2月町長就任。現在3期目。
【知内町長選挙経過】
□平成14年10月10日、知内町選挙管理委員会は次期同町長選挙(任期満了は平成15年2月14日)に日程を平成15年1月21日告示、同26日投票と決めた。即日開票される。
阿寒町
□平成14年10月10日、栗野二郎(65歳)同町議会議員は新聞社の取材で平成14年11月12日告示の同町長選挙に出馬する意向を表明した。
栗野氏は、昭和12年7月18日生、阿寒町出身、高卒。同町議1期目。
【阿寒町長選挙経過】
□平成14年10月9日、中島守一(71歳)同町議会議長は新聞社の取材で平成14年11月12日告示の同町長選挙に出馬する意向を表明した。
中島氏は、昭和6年6月28日生、釧路市出身、専門学校卒。会社員、同町議8期目、平成3年より同議長。
□平成14年10月1日、吉田守人(53歳)同町議会議員は新聞社の取材で平成14年11月12日告示の同町長選挙に出馬する意向を表明した。
吉田氏は、昭和24年7月21日生、阿寒町出身、短大卒。会社員、同町議2期目。
□平成14年8月2日、阿寒町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年12月3日)の日程を平成14年11月12日告示,同17日投票と決めた。即日開票される。
□平成14年3月17日、現職の佐々木三男(ささき・みつお、68歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成14年12月3日)に出馬せず、今期限りで引退することを表明した。
佐々木氏は、昭和8年11月1日生、阿寒町出身、山形大農学部林学科卒。同町農林課長、振興課長、総務課長、同参事、教育長(平成2年5月〜6年11月)を歴任。平成6年12月町長就任。現在2期目。
西興部村
平成14年10月12日、高畑秀美(52歳)同村助役は平成15年1月21日告示の同村長選挙に出馬の意向を表明した。
高畑氏は、昭和25年6月16日生、同村企画課長、平成9年4月助役就任。
□平成14年10月12日、現職の三宅豊(みやけ・ゆたか、71歳)村長は平成15年1月21日告示の同村長選挙に出馬しないことを表明した。
三宅氏は、昭和7年7月28日生、西興部村出身、名寄高卒。同村教育次長、産業課長、議会事務局長、総務課長、助役を歴任。昭和62年2月村長就任。現在4期目。
□平成14年9月3日、西興部村選挙管理委員会は次期村長選挙(任期満了は平成15年1月31日)の日程を平成15年1月21日告示、同26日投票と決めた。即日開票される。
引退表明
赤平市
親松氏は、昭和10年2月8日生、標津町出身、道立滝川西高卒。同市国民年金係長、市職労委員長、市議会議長、赤平政治経済研究所長を経て、54年、58年と現職の佐々木肇市長(現在=57歳・前札幌市東区議会議員2期・平成11年4月同市議選で落選)に挑んだが落選。62年4月、3度目の挑戦で佐々木市長(3期)を破り、社会党候補で当選。現在4期目。
【平成11年赤平市長選挙結果】
任期満了に伴う赤平市長選挙は平成11年4月25日投票、即日開票され、現職の親松貞義(おやまつ・さだよし、64歳、無現=自・民・公・由・社)市長が、新人の渡部芳巳(わたなべ・よしみ、49歳、50歳)前市議を破り4選を果たした。
親松氏は、昭和10年2月8日生、標津町出身、道立滝川西高卒。同市国民年金係長、市職労委員長、市議会議長、赤平政治経済研究所長を経て、54年、58年と現職の佐々木肇市長(現在=57歳・前札幌市東区議会議員2期・平成11年4月同市議選で落選)に挑んだが落選。62年4月、3度目の挑戦で佐々木市長(3期)
を破り、社会党候補で当選。
【平成11年赤平市長選挙結果】
任期満了に伴う赤平市長選挙は平成11年4月25日投票、即日開票され、現職の親松貞義(おやまつ・さだよし、64歳、無現=自・民・公・由・社)市長が、新人の渡部芳巳(わたなべ・よしみ、49歳、50歳)前市議を破り4選を果たした。
親松氏は、昭和10年2月8日生、標津町出身、道立滝川西高卒。同市国民年金係長、市職労委員長、市議会議長、赤平政治経済研究所長を経て、54年、58年と現職の佐々木肇市長(現在=57歳・前札幌市東区議会議員2期・平成11年4月同市議選で落選)に挑んだが落選。62年4月、3度目の挑戦で佐々木市長(3期)を破り、社会党候補で当選。
【平成11年4月25日赤平市長選挙結果】
当日有権者数 13,859人
投票者数 11,796人
投票率 85.11%
当選 親松 貞義 7,375票
渡部 芳巳 4,122票
【平成11年赤平市長選挙経過】
□平成11年3月23日、渡部芳巳(49歳)同市議は4月18日告示の同市長選挙に出馬することを表明した。渡部氏は、昭和24年4月16日生、赤平市出身、赤平西高卒。酪農業、同市議2期、市民クラブ会長。
□平成10年12月11日、自民党道連と民主北海道が、同市長選に出馬する現職の親松貞義(63歳)市長を推薦した。
【過去の赤平市長選挙結果】
□平成7年4月16日告示
任期満了に伴う赤平市長選挙は4月16日告示され、現職の親松貞義(60歳)市長以外に立候補の届け出がなく同氏の無投票3選が決まった。