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選挙結果
旭川市
大接戦で現職の菅原市長3選果たす
任期満了に伴う旭川市長選挙は平成14年11月10日投票、即日開票され、現職の菅原功一(すがわら・こういち、58歳)市長が、新人の東国幹(あづま・くによし、34歳)前自民党道議会議員、田辺八郎(たなべ・はちろう、59歳)前共産党旭川市議会議員、鶴飼重男(つるがい・しげお、54歳)マンション経営を破り3選を果たした。選挙は事実上、現職菅原氏、新人東氏との一騎打ちの戦いで、票差は227票だった。
菅原氏は、昭和19年6月24日生、旭川出身、旭川商業高校卒。代議士秘書、同市議会議員、道議会議員を2期務めた。平成6年11月市長就任。
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有権者数 293,581人
投票者数 138,779人
投票率 47.27%
有効投票 137,331票
無効投票 1,444 票
持ち帰り 4票
当選 菅原 功一 60,771票
東 国幹 60,544票
田辺 八郎 14,235票
鶴飼 重男 1,781票
【旭川市長選挙後の経過】
□平成14年11月15日、同市長選挙に絡み、藤井英規(58歳)旭川市水道事業管理者が公職選挙法違反(公務員の地位利用、事前運動)の疑いで逮捕された。
【旭川市長選挙経過】
□平成14年10月16日、鶴飼重男(54歳・アパート経営)氏は平成14年11月3日告示される同市長選挙に出馬すること表明した。同氏は平成10年の同市長選挙に立候補、落選している。
鶴飼氏は、岩手二戸高等技術専門学校修了。本籍岩手県種市町、モデル、大工。現在マンション経営。
□平成14年10月16日、旭川市職員労働組合(片桐敏雅執行委員長・約1、700人)は平成14年11月3日告示の旭川市長選挙は自主投票とすることを決めた。
□平成14年10月15日、自民党北海道青年局(佐々木通彦局長)は旭川市役所で記者会見し、平成14年11月3日告示の旭川市長選挙で、新人の東国幹自民党前道議会議員を支援することを表明した。
□平成14年10月11日、田辺八郎(59歳)前同市議会議員は旭川市内のホテルで記者会見し、平成14年11月3日告示される同市長選挙に出馬すること表明した。明るい旭川市政をつくる各界連絡会(共産党系市民団体)が、同氏を擁立する方針を固めていた。
田辺氏は、昭和18年4月14日生、旭川出身、道学芸大旭川分校卒。共産党役員、旭川民主商工会事務局長、昭和54年同市議(共産党・4期16年)、平成11年同落選、現在共産党旭川地区委員会副委員長。
□平成14年10月11日、自民党員有志の会(中島芳雄代表世話人・旭川支部顧問)は平成14年11月3日告示の旭川市長選挙で、現職の菅原功一市長を支持することを表明。有志の会は同支部役員や市議など30人あまりが参加、金田英行衆院議員も顧問に就任。
□平成14年10月9日、自民党旭川支部(今津寛支部長)は役員会を開き、平成14年11月3日告示の旭川市長選挙は自主投票とすることを決めた。同党は現職の菅原功一市長と、新人の東国幹自民党前道議会議員の双方から推薦要請を受けていたが、党が二分しかねないと判断、同市長選挙では両氏とも推薦しないことで決着。
□平成14年9月6日、現職の菅原功一(すがわら・こういち、58歳)市長は北海ホテル(旭川市内)で記者会見し、平成14年11月3日告示される同市長選挙に3選出馬することを表明した。
菅原氏は、昭和19年6月24日生、旭川出身、旭川商業高校卒。代議士秘書、同市議会議員、道議会議員を2期務めた。平成6年11月市長就任。現在2期目
□平成14年9月5日、東国幹(あずま・くによし、34歳)自民党道議会議員(旭川市選出・1期目)は旭川市内で会見し、平成14年11月3日告示される同市長選挙に無所属で出馬することを正式に表明した。
会見で、菅原市長の資金管理団体の問題(富樫多喜男後援会事務所長が政治資金規制法違反で逮捕)は解決したわけではないと批判した。
東氏は同市長選出馬に伴い平成14年9月18日(定例道議会初日)道議を辞職する。
□平成14年8月10日、東国幹(あずま・くによし、34歳)自民党道議会議員(旭川市選出・1期目)が出馬の要請を受けているのが明らかになった。同氏は後援会の了承を得た上で出馬表明をする。
東氏は、昭和43年2月17日生、風連町出身、東海大卒。自民党支部委員、佐藤静雄衆議院議員秘書、旭川市議会議員、平成11年藤井猛元道議会議長の後継者として道議初当選。
□平成14年8月1日、自民党の山崎拓幹事長、北村直人道連会長、神戸典臣道連幹事長は、現職の金田英行、元議員の今津寛両氏と確認書を交わした。金田英行氏を比例北海道ブロック1位、今津寛氏を新6区の候補とすることで決着。
□平成14年7月30日、旭川市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成14年11月16日)の日程を平成14年11月3日告示、同10日投票と決めた。即日開票される。
【過去の旭川市長選挙結果】
□平成10年11月8日投票
任期満了に伴う旭川市長選挙は、平成10年11月8日投票、即日開票され、現職の菅原功一(すがわら・こういち、54歳)市長が、新人の浅岡好比古(64歳・市民団体役員)氏、同じく新人の鶴飼重男(50歳・アパート経営)氏を破り、再選を果たした。
菅原氏は、昭和19年6月24日生、旭川出身、旭川商業高校卒。同市議会議員、道議会議員を2期務めた。平成6年11月市長就任。
当日有権者数 290,112人
当日投票者数 119,555人
投票率 41.21%
当選 菅原 功一 無現 93,254票(自民、民主、公明推薦)
浅岡好比古 無新 21,620票(共産推薦)
鶴飼 重男 無新 3,357票
□平成6年11月6日投票
任期満了(現職の板東徹市長勇退・4期)に伴う旭川市長選挙は平成6年l1月6日投票、即日開票の結果、新人の菅原功一氏(前自民党道議・50歳)が、同じく新人の波岸裕光氏(前同市助役・58歳)、高原一記氏(前社会党市議・52歳)、遠藤英徳氏(共産党道委員・42歳)に大差をつけて初当選を果たした。
35年ぶりの激戦となった同市長選挙は、他候補に先んじて菅原氏が道議を辞職、自民党も離党し9月上旬に出馬表明。無党派層を取り込み、革新陣営の一部も食い込む手堅い選挙戦で票をまとめ、終始有利に進めた。
当日有権者数 277,652人
当日投票者数 169,739人
投票率 61.13%
当選 菅原 功一 無新 70,129 票
波岸 裕光 無新 48,742 票
高原 一記 無新 42,807 票
遠藤 英徳 共新 7,124 票
□ 平成2年10月28日投票
任期満了に伴う旭川市長選挙は平成2年l0月28日投票、即日開票の結果、現職の坂東市長が、新人の木内和博氏、同じく新人の宮越弘一氏を破り4選を果たした。
旭川経済人会議が全国初の公募候補として擁立を決めた候補が告示2週間前に病気出馬断念となり急遽木内和博を擁立した。
坂東氏は、大正14年旭川市出身、東京獣医畜産専門卒。特老敬生園長、同市議会議員を務め、昭和53年11月市長選に出馬し現職の松本勇氏(革新系)を破り初当選。五十嵐広三氏(元建設大臣)、松本氏と続いた革新市政から保守市政を奪還した。
当日有権者数 266,266人
当日投票者数 188,231人
投票率 70.69%
当選 板東 徹 無前 98,246 票
木内 和博 無新 81,525 票
宮越 弘一 無新 7,947 票
□昭和61年11月9日投票
任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和61年l1月9日投票、即日開票の結果、現職の坂東市長が、新人の佐々木氏、同じく新人の内沢氏を破り3選を果たした。
当日有権者数 256,618人
当日投票者数 185,259人
投票率 72.19%
当選 板東 徹 無前 110,032票
佐々木秀典 無新 66,412 票
内沢 千恵 無新 8,308 票
□昭和57年11月7日投票
任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和57年l1月7日投票、即日開票の結果、現職の坂東市長が、新人の山崎氏を破り再選を果たした。
当日有権者数 244,145人
当日投票者数 201,275人
投票率 82.43%
当選 板東 徹 無前 122,404 票
山崎 正英 無新 78,382 票
□昭和53年11月5日投票
任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和53年l1月5日投票、即日開票の結果、新人の坂東氏が、現職の松本市長を破り初当選。五十嵐広三氏(元建設大臣)、松本氏と続いた革新市政から保守市政を奪還した。
五十嵐広三前市長の後継者が落選したことは、翌年54年4月の知事選(五十嵐氏再度立候補したが落選)に大きく影響した。
当日有権者数 228,205人
当日投票者数 182,544人
投票率 79.99%
当選 板東 徹 無新 93,259 票
松本 勇 無前 88,856 票
□昭和49年11月17日投票
現職の五十嵐広三市長(50年4月の知事選に出馬・落選)辞職に伴う旭川市長選挙は昭和49年l1月17日投票、即日開票の結果、新人の松本前助役が、同じく新人の佐藤氏を破り、初当選した。
当日有権者数 207,659人
当日投票者数 168,146人
投票率 80.97%
当選 松本 勇 無新 84,167 票
佐藤 幹夫 無新 83,516 票
□昭和46年4月25日投票
任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和46年4月25日投票、即日開票され、社会党現職の五十嵐広三市長が、自民党推薦新人の森山元一整形外科院長を破り、3選を果たした。
敗れた本山氏はその後、雑誌社(月刊「北海道経済」)の取締役会長を務(平成14年現在)めている。
当選 五十嵐広三 社前 89,831 票
森山 元一 無新 76,343 票
□昭和42年4月28日投票
任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和42年4月28日投票、即日開票され、社会党現職の五十嵐広三市長が、自民党新人の斉藤二郎元教育委員長を破り、再選を果たした。
当選 五十嵐広三 社前 73,162 票
斉藤 二郎 自新 53,763 票
□昭和38年4月30日投票
任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和38年4月30日投票、即日開票され、社会党新人の五十嵐広三氏が、自民党新人の前田善次元代議士を破り、初当選を果たした。
当選 五十嵐広三 社新 35,194 票
前田 善次 自新 33,551 票
□昭和34年4月30日投票
任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和34年4月30日投票、即日開票され、自民現職の前野与三吉氏が、同じく新人の武田信之助氏、木下源吾氏、板谷勇氏を破り、再選を果たした。
当選 前野与三吉 自現 46,643 票
武田信之助 無新 27,102票
木下 源吾 無新 10,693票
板谷 勇 無新 726票
□昭和30年3月31日投票
任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和30年3月31日投票、即日開票され、元職の前野与三吉氏が、現職の坂東幸太郎市長、五十嵐久弥氏を破り、返り咲きを果たした。
当選 前野与三吉 無元 35,788 票
坂東幸太郎 無前 30,031票
五十嵐久弥 共新 3,721票
□昭和26年4月23日投票
任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和26年4月23日投票、即日開票され、新人の坂東幸太郎氏が、現職の前野与三吉市長を破り、初当選を果たした。新人の五十嵐久弥氏は辞退した。
当選 坂東幸太郎 無新 31,904票
前野与三吉 無前 27,649票
五十嵐久弥 共新 辞退
□昭和22年6月10日投票
旭川市長選挙は昭和22年6月10日投票、即日開票され、新人の前野与三吉氏が、同じく新人の田島豊吉氏を破り初当選を果たした。
当選 前野与三吉 無新 12,689票
田島 豊吉 無新 9,758票
□昭和22年4月5日投票
旭川市長選挙は昭和22年4月5日投票、即日開票され、新人の大塚守穂氏が、同じく新人の佐藤門治氏、藤井敬三氏を破り、初当選を果たした。
当選 大塚 守穂 無新 17,069票
藤井 敬三 無新 12,405票
藤井 敬三 共新 4,716票
網走市
任期満了に伴う網走市長選挙は平成14年11月3日告示され、現職の大場脩(おおば・おさむ、65歳)市長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票再選が決まった。
大場氏は、昭和12年5月26日生、常呂町出身、網走南ヶ丘高卒。同市経済部長、総務部長、教育長、助役を歴任。
【網走市長選挙経過】
□平成14年9月2日、現職の大場脩(おおば・おさむ、65歳)市長は網走市内で記者会見し平成14年11月3日告示される同市長選挙に再選を目指して出馬することを表明した。自民、民主、公明の各党は同氏の推薦を決めている。
大場氏は、昭和12年5月26日生、常呂町出身、網走南ヶ丘高卒。同市経済部長、総務部長、教育長、助役を歴任。平成10年11月市長就任。現在1期目。
□平成14年6月2日、網走市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成14年11月30日)の日程を平成14年11月3日告示、同10日投票と決めた。即日開票される。
【平成10年11月8日網走市長選挙結果】
任期満了に伴う網走市長選挙は、平成10年11月8日投票、即日開票され、新人の前同市助役大場脩(おおば・おさむ、61歳)氏が、新人の小田部善治(57歳・市議)氏、同じく新人の大江道男(52歳)氏を破り、初当選した。
大橋は、昭和5年4月1日生、網走市出身、網走南ヶ丘高卒。同市総務部長、教育長、助役を歴任。
当日有権者数 33,434人
当日投票者数 23,744人
投票率 71.02%
当選 大場 脩 無新 12,490票
小田部善治 無新 7,630票
大江 道男 共無 3,424票
《解説》
38年ぶりに地元市長誕生
網走市長選は、6期務めた安藤哲郎市長の事実上の後継候補で民主党の推薦を受けた前助役の大場脩氏が、自民党の道議、市議をそれぞれ2期経験し知名度のある小田部善治氏に約5千票もの大差を付けて初陣を飾った。自民党が自主投票に回ったため小田部陣営は支持基盤の弱さが響いた。共産新人の大江道男氏は共産党以外にも支持を広げて善戦したが及ばなかった。投票率は70.02 %で前回を20.19ポイント上回った。
大場氏は助役当時から次期市長候補の呼び声が高く、安藤市長の勇退表明を受けて出馬表明すると、市内の主だった団体、企業が大場氏の応援に回り、いち早く選挙態勢を整えたのが勝因だ。
【過去の網走市長選挙結果】
□平成6年11月6日投票
任期満了に伴う網走市長選挙は平成6年11月6日投票、即日開票され、現職の安藤市長が、新人の松浦氏を破り、6選を果たした。
当日有権者数 32,507人
当日投票者数 16,522人
投票率 50.83%
当選 安藤 哲郎 無前 13,258 票
松浦 敏司 共新 2,949 票
□平成2年11月4日投票
任期満了に伴う網走市長選挙は平成2年11月4日投票、即日開票され、現職の安藤市長が、新人の八木禧幸氏(同前市議会議長)、同じく新人の松浦敏司氏を破り5選を果たした。今回立候補した八木氏は、安藤氏が網走支庁長時代に、同市長選に安藤氏を担ぎ出した張本人だった。
当日有権者数 31,132人
当日投票者数 23,654人
投票率 75.98%
当選 安藤 哲郎 無前 13,710 票
八木 禧幸 無新 8,692 票
松浦 敏司 共新 1,101 票
□昭和61年11月9日投票
任期満了に伴う網走市長選挙は昭和61年11月9日投票、即日開票され、現職の安藤市長が、新人の松浦敏司氏を破り4選を果たした。
当日有権者数 30,452人
当日投票者数 15,695人
投票率 51.54%
当選 安藤 哲郎 無前 10,748票
松浦 敏司 共新 4,399 票
□昭和57年11月7日投票
任期満了に伴う網走市長選挙は昭和57年11月7日投票、即日開票され、現職の安藤市長が、新人の米谷道保氏を破り3選を果たした。
当日有権者数 30,077人
当日投票者数 17,945人
投票率 59.66%
当選 安藤 哲郎 無前 13,591 票
米谷 道保 無新 3,919 票
□昭和53年11月12日告示
任期満了に伴う網走市長選挙は昭和53年11月12日告示され、現職の安藤市長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。
□昭和49年12月1日投票
現職の佐藤忠吉市長辞職に伴う網走市長選挙は昭和49年12月1日投票、即日開票され、新人の安藤氏が、同じく新人の伊藤氏を破り初当選した。
安藤氏は、大正15年3月1日生、端野町出身、北大卒。自治大臣官房総務課長補佐、道総務部企画課長、総務部次長、網走支庁長を歴任。
佐藤氏は、仙台出身、東北学園高校卒。終戦時は陸軍少佐、昭和23年道民生部、34年網走支庁長、道総務部次長、知事室長、道東京事務所長、39年2月遠藤熊吉前市長辞職の後を継ぎ市長に就任。47年1月3選を果たす。
当日有権者数 28,127人
当日投票者数 24,506人
投票率 87.13%
当選 安藤 哲郎 無新 15,088 票
伊藤 秀雄 無新 9,236 票
門別町
任期満了に伴う門別町長選挙は平成14年11月12日告示され、現職の郡司啓(ぐんじ・けい、67歳)町長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票3選が決まった。
郡司氏は、昭和9年12月26日生、樺太出身、静内高卒。同町産業課長、企画商工課長を歴任。
□平成14年9月2日、門別町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年12月6日)の日程を平成14年11月12日告示、同17日投票と決めた。即日開票される。
□平成14年3月15日、現職の郡司啓(ぐんじ・けい、67歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成14年12月6日)に3選を目指して出馬することを表明した。
郡司氏は、昭和9年12月26日生、樺太出身、静内高卒。同町産業課長、企画商工課長を歴任。平成6年12月町長就任。現在2期目。
【過去の門別町長選挙経過】
□平成6年11月20日告示
門別町長選挙 現職無投票で再選
任期満了に伴う門別町長選挙は平成6年11月20日告示され、現職の郡司啓(ぐんじ・けい、63歳)町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票再選が決まった。
郡司氏は、昭和9年12月26日生、樺太出身、静内高卒。同町産業課長、企画商工課長を歴任。平成6年12月町長就任。
□平成6年11月20日投票
任期満了に伴う門別町長選挙(現職の浦田町長は勇退・3期)は、新人の郡司氏(59歳)が、同じく新人の山脇氏(前助役・60歳)を破り初当選した。
当日有権者数 10,403人
投票者数 9,109人
投票率 87.56%
当選 郡司 啓 5,195 票
山脇 脩平 3,838 票
□平成2年11月13日告示
任期満了に伴う門別町長選挙は、現職の浦田豊町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票3が決まった。
浦田氏は、昭和3年白老町出身、庁立岩見沢中学卒。門別町総務課長を務めた。57年市橋町長の引退に伴い町長選に出馬し、対立候補を大差で破って初当選を飾る。
□昭和61年11月11日告示
任期満了に伴う門別町長選挙は、現職の浦田豊町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。
□昭和57年11月21日投票
任期満了に伴う門別町長選挙(現職の市橋一郎町長勇退)は、新人の浦田豊前同町総務課長が、同じく新人の菊地日出夫氏を破り初当選した。
勇退した市橋氏は、明治45年1月30日生、庁立留萌中学校卒。
当日有権者数 10,359人
投票者数 7,379人
投票率 71.23%
当選 浦田 豊 4,971票
菊地日出夫 2,299票
羽幌町
任期満了に伴う羽幌町長選挙は平成14年11月5日告示され、現職の舟橋泰博(ふなはし・やすひろ、51歳)町長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票再選が決まった。
舟橋氏は、昭和26年3月8日生、羽幌町出身、足利工大卒。羽幌青年会議所理事長、町体協理事長、幼稚園副園長。
【羽幌町長選挙経過】
□平成14年9月2日、羽幌町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年11月29日)の日程を平成14年11月5日告示、同10日投票と決めた。即日開票される。
□平成14年6月13日、現職の舟橋泰博(ふなはし・やすひろ、51歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成14年11月29日)に再選を目指して出馬する意向を表明した。
舟橋氏は、昭和26年3月8日生、羽幌町出身、足利工大卒。羽幌青年会議所理事長、町体協理事長、幼稚園副園長。平成10年11月町長就任。現在1期目。
【過去の羽幌町長選挙経過】
□平成10年11月15日投票
12年ぶりの町長選挙は現職落選
任期満了に伴う羽幌町長選挙は、平成10年11月15日投票(天売、焼尻の離島は13日に繰り上げ投票)、即日開票され、新人の舟橋泰博(ふなはし・やすひろ、47歳)が、現職の押之見松彦(68歳・3期)町長を破り初当選した。町を二分する12年ぶりの町長選は、新風を起こそうと訴えた舟橋氏が草の根運動を展開し、現職の批判票を集めた。
舟橋氏は、羽幌町出身、足利工大卒。羽幌青年会議所理事長、町体協理事長、幼稚園副園長。
当日有権者数 7,972人
投票者数 7,058人
投票率 88.53%
当選 舟橋 泰博 4,122票
押之見松彦 2,915票
□平成6年11月6日告示
任期満了に伴う羽幌町長選挙は、現職の押之見松彦町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票3選が決まった。
□平成2年10月30日告示
任期満了に伴う羽幌町長選挙は、現職の押之見松彦町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票再選が決まった。
□昭和61年11月30日投票
現職の藤沢町長辞職(道議選出のため)に伴う羽幌町長選挙は、新人の押之見松彦(55歳)氏が、同じく新人の関口由信(72歳)氏を破り初当選した。
押之見氏は、昭和5年1月5日生、札幌市出身、旧制留萌中卒。同町総務課長、助役を歴任。
投票率 73.18%
当選 押之見松彦 5、313票
関口 由信 1、178票
□昭和58年4月24日投票
任期満了に伴う羽幌町長選挙は、現職の藤沢一雄町長が、新人の鍵谷正悦氏を破り3選を果たした。
藤沢氏は、大正15年3月30日生、樺太出身、樺太庁立豊原中学卒、海軍経理学卒。樺太から引き揚げて羽幌役場入り、財政課長、総務部長。
当日有権者数 9,218人
投票者数 8,829人
投票率 95.78%
当選 藤沢 一雄 6,027票
鍵谷 正悦 2,645票
□昭和50年4月
50年4月の出直し町長選挙は、現職の松本敏治町長と藤沢一雄総務部長の対決選挙となり、藤沢一雄氏が当選を果たす。
昭和47年1月「国勢調査の人口水増し事件」で松本敏治町長、酒井清作助役、藤沢一雄総務部長が旭川地検に送検された。47年3月引責辞任した松本敏治町長が5選を果たしす、しかし裁判では被告同志が対立。49年9月現職の松本町長の刑が確定。
穂別町
任期満了に伴う穂別町長選挙は平成14年11月5日告示され、現職の横山宏史(よこやま・ひろし、57歳)町長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票再選が決まった。
横山氏は、昭和19年12月6日生、虻田町出身、道立自治講習所修了。同町企画課長、行革本部事務局長、教育長を歴任。
□平成14年9月2日、穂別町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年11月29日)の日程を平成14年11月5日告示、同10日投票と決めた。即日開票される。
現職の横山宏史(よこやま・ひろし)町長は正式な出馬表明はしていないが、出馬の意向を示している。
横山氏は、昭和19年12月6日生、虻田町出身、道立自治講習所修了。同町企画課長、行革本部事務局長、教育長を歴任。平成10年11月町長就任。現在1期目。
【過去の穂別町長選挙結果】
□平成10年11月10日告示
34年間無投票で新町長選出
任期満了(原芳弘町長勇退・3期)に伴う穂別町長選挙は平成10年11月10日告示され、新人の前同町教育長横山宏史(よこやま・ひろし、53歳)氏以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票当選が決まった。
横山氏は、虻田町出身、道立自治講習所修了。同町企画課長、行革本部事務局長、教育長を歴任。
□昭和61年11月25日告示
現職の横山良夫町長辞職(4期目・任期は63年8月)に伴う穂別町長選挙は、新人の原芳弘前同町助役以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票初当選が決まった。
原氏は、昭和9年3月31日生、更別村出身、自治大学校修。同町町民課長、総務課長、企画課長、助役。以後無投票で町長就任。
□昭和55年年8月3日告示
任期満了に伴う穂別町長選挙は、現職の横山良夫町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票3選が決まった。
横山氏は、大正9年1月5日生、穂別町出身、高小卒。同町議会議員。昭和31年までの穂別村長(横山正秋)は横山良夫の甥。昭和47年8月町長就任(元助役を小差で破って当選)、その後の穂別町長は無競争で選任される。
出馬表明
【札幌市長選挙経過】
□平成14年11月7日、秋山孝二(あきやま・こうじ、51歳)スズケン副社長は次期札幌市長選挙(任期満了は平成15年5月1日)に出馬する意向を明らかにした。
秋山氏は、昭和26年1月18日生、札幌市出身、千葉大学教育学部卒。秋山愛生館社長、平成10年スズケン(医薬品卸・名古屋市)と合併し同社副社長、北海道シルバーサービス振興会副会長。
※ 現職の桂信雄(かつら・のぶお)市長は正式な引退表明はまだしていない。
桂氏は、昭和5年10月18日生、札幌市出身、北大法経学部卒。北区長、企画調整局長、教育長を経て昭和58年から平成2年5月まで助役を務めた。3年市長就任、現在3期目。
※ 同選挙に出馬の意向を表明している中尾則之(なかお・にるゆき、55歳)は、昭和21年12月19日生、早来町出身、早大第一文学卒。37年札幌テレビ放送入社、記者、ディレクター、平成4年同退社。同年参院選当選(北海道選挙区)、10年参院選落選(比例区・民主党比例名簿第15位=12位まで当選)。党歴=4年社会党→7年4月護憲リベラル→平和・市民→8年5月さきがけ→同年11月民主党。
【平成11年4月11日札幌市長選挙結果】
任期満了に伴う札幌市長選挙は平成11年4月11日投票、即日開票され、現職の桂信雄(かつら・のぶお)市長が、新人の中尾則幸(なかお・のりゆき)氏と高橋重人(たかはし・しげと)氏を破り3選を果たした。
【苫前町長選挙経過】
福士氏は、苫前町出身。民間会社勤務、昭和63年から今津寛元衆院議員秘書、平成8年から金田英行衆院議員秘書を務める。
□平成14年9月19日、現職の久保田徳満(くぼた・のりみつ、69歳)町長が定例町議会で次期町長選挙(平成15年統一選挙・任期満了は平成15年4月30日)に立候補しないことを表明した。
久保田氏は、昭和8年7月21日生、苫前町出身。留萌高校卒。同町水産商工課長、公民館長を歴任。昭和62年5月町長就任。現在4期目。
選挙日程
平成14年11月6日、石狩市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成15年6月26日)の日程を同市議会選挙(任期満了は平成15年4月30日)と同時に平成15年5月4日告示、同11日投票と決めた。即日開票される。
同市議会選挙は統一地方選挙に行われていたが、前回、現職市長が任期途中で辞任。公選法では市長、市議のそれぞれの任期満了が90日以内であれば特例で同時選挙が可能。
現職の田岡克介(たおか・かつすけ)市長はまだ出馬表明はしていない。
田岡氏は、昭和20年10月11日生、同町企画調整部長、石狩湾新港管理組合副管理者、町助役、市助役を歴任。平成11年、現職斉藤英二(66歳)市長病気辞任に伴う石狩市長選挙に出馬し当選を果たす。現在1期目。
平成14年11月1日、倶知安町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成15年1月27日)の日程を平成15年1月14日告示、同19日投票と決めた。即日開票される。
【倶知安町長選挙経過】
□平成14年10月29日、佐藤時雄(58歳)自民党道議(後志菅内選出)は道庁内で記者会見し次期倶知安町長選挙(任期満了は平成15年1月27日)に出馬することを表明した。
佐藤氏は、昭和18年12月6日生、ニセコ町出身、北大経済学部卒。損保代理店代表。同議会議員4期。平成14年7月道議引退表明。
□平成14年9月17日、現職の伊藤弘(いとう・ひろし、60歳)町長は定例町議会の代表質問出で次期町長選挙(任期満了は平成15年1月27日)に3選を目指して出馬することを表明した。
伊藤氏は、昭和17年8月30日生、室蘭市出身、北海学園大2部卒(法学部法律学科)。道水産部漁業管理課参事、後志支庁地方部長、水産部水産経営課長を歴任。平成7年1月町長就任。平成11年1月再選果たす、現在2期目。
平成14年10月30日、増毛町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成15年2月12日)の日程を平成15年2月3日告示、同8日投票(前回と同じ土曜日の投票)と決めた。即日開票される。
□平成14年10月25日、現職の石崎大輔(いしざき・だいすけ、48歳)町長は臨時町議会で次期町長選挙(任期満了は平成15年2月12日)に再選を目指して出馬することを表明した。
石崎氏は、昭和28年12月9日生、増毛町出身、東海大海洋学部卒、、留萌漁協理事、漁業会社会長。元道漁連会長で道議(2期)を務めた故石崎喜太郎氏の長男。平成11年町長就任。現在1期目。
首長逮捕
釧路市
平成14年11月4日、現職の綿貫健輔(56歳)市長が公職選挙法違反で逮捕された。
道内で現職市長の逮捕は戦後初めて。綿貫市長は釧路町長選の告示前の10月上旬、柿崎助役らと共謀し、部下の職員数人に対して、釧路町在住の市職員187人に合併推進派の倉 井俊勝候補(落選)への投票や票の取りまとめを指示した疑い。市長とともに企画財政部参事も同様の容疑で逮捕された。これで事件の逮捕者は4人となった。
釧路市との合併問題が争点となった10月20日投開票の釧路町長選をめぐり、釧路市役所が組織ぐるみで合併早期実現を訴えた新人の前釧路町議会副議長・倉井俊勝候補の支援=落選=に動いた「釧路町長選介入事件」は4日、ついに綿貫健輔市長の逮捕にまで発展し た。この事件では川田修敬保健福祉部長、事務方トップの柿崎英延助役がすでに公職選挙法違反容疑(公務員の地位利用、事前運動)で逮捕されている。綿貫市長自身は事件への関与を繰り返し否定していたが、「トップとしての責任を明確にするには、辞職以外に打開の道はない」として、3日、市議会議長に辞表を提出したばかりだった。突然の辞職表 明は、捜査の手が自分に及ぶのを覚悟したうえでのことだったとみられ、強気の弁明に終始していたトップの逮捕劇に道東の中核都市・釧路市役所に動揺が広がっている。
12月8日告示、同15日投票
□平成14年11月7日、釧路市選挙管理委員会は現職の綿貫健輔釧路市長辞職に伴う同市長選挙の日程を平成14年12月8日告示、同15日投票と決めた。16日開票される。
□平成14年11月6日、臨時釧路市議会は綿貫健輔釧路市長から出されていた市長辞職願に全会一致で同意、同氏の辞職が決まった。
□平成14年11月5日、花井紀明釧路市議会議長は綿貫健輔釧路市長の辞職を釧路市選挙管理委員会に通知した。これにより50日以内に釧路市長選挙が行われる。
□平成14年11月4日、現職の綿貫健輔(56歳)市長が公職選挙法違反で逮捕。鈴木正夫(53歳)同市企画財政部参事も同容疑で逮捕された。
□平成14年11月3日、現職の綿貫健輔(56歳)市長が同市役所内で記者会見し、「釧路町長選介入事件」で責任を取って辞職することを表明した。同氏は会見に先立ち、花井紀明釧路市議会議長に辞表を提出。
□平成12年10月22日投票
任期満了に伴う釧路市長選挙は平成12年10月22日投票、23日開票され、現職の綿貫健輔(わたぬき・けんすけ、53歳)市長が、新人の村上和繁(むらかみ・かずしげ、40歳)共産党系市民団体役員を破り再選を果たした。同市長選始まって以来の最低投票率(39.32%)となった。
綿貫氏は、昭和21年6月13日生、早稲田大学法学部卒。綿貫商店代表、釧路市議会議員2期、道議会議員、平成6年2月の衆院選で当時は新生党の北村直人代議士(5年自民党離脱し新生党、6年12月新進党、9年9月自民党へ復党)を支援したことから自民党を離党、平成7年4月の道議選では無所属で4選を果す。平成8年11月鰐淵前市長の後継者を破り市長就任。
敗れた村上氏は、弘前大人文学部卒、日本共産党根釧地区常任委員。
当日有権者数 153,000人
投票者数 60,155人
無効票 994票
持ち帰り 3票
投票率 39.32%
当選 綿貫 健輔 47,876票
村上 和繁 11,282票
□平成12年8月4日、釧路市選挙管理委員会は任期満了に伴う同市長選挙の日程を10月15日告示、同22日投票と決めた。翌日開票される。
同市議補選(欠員4)も同日程で行う。
□平成12年4月25日、現職の綿貫健輔(わたぬき・けんすけ、53歳)市長は後援会総会で次期市長選挙(任期満了は平成12年11月16日)に再出馬することを表明した。
綿貫氏は、昭和21年6月13日生、釧路市出身、早稲田大学卒。道議会議員。平成8年11月市長就任。現在1期目。
【過去の釧路市長選結果】
□平成8年11月17日投票
鰐淵俊之前市長の国政転出に伴う釧路市長選挙は平成8年11月17日投票、即日開票され新人で前北海道議会議員の綿貫健輔氏が、新人の前釧路市助役の後藤敏夫氏と共産党根釧地区委員会委員長の工藤一夫氏の2人を破り、初当選した。綿貫後援会と重なる北村直人衆院議員後援会は自主投票、新進党釧路市支部は後藤氏推薦で動いたが、綿貫氏の道議4期の知名度と早々の出馬表明で幅広い層の支持を集めた。釧路市役所出身者以外の市長は49年ぶり、新人対決は31年ぶり。
綿貫氏は昭和21年釧路市出身、早稲田大法学部卒。綿貫商店代表、釧路市議会議員2期、北海道議会議員4期を務めた。平成6年2月の衆院選で当時は新生党の北村直人衆院議員(新進党)を支援したことから自民党を離党、平成7年4月の道議選では無所属で4選を果たしている。
当日有権者数 152,395人
投票者数 89,478人
投票率 58.71%
当選 綿貫健輔 47,576票
後藤敏夫 32,828票
工藤一夫 8,261票
□平成5年10月17日投票
社会党不戦で現職5選
任期満了に伴う釧路市長選挙は平成5年10月17日投票、即日開票され、現職の鰐淵俊之(56歳)市長が、新人の村上和繁(33歳)日本民青同地区委員長(共産党系)を破り5選を果たした。今回は初めて社会党(同党釧路総支部・釧路市労組協議会)が候補の擁立を見送った
当日有権者数 149,935人
投票者数 104,369人
投票率 69.61%
当選 鰐淵 俊之 69,041票
村上 和繁 27,662票
□平成元年10月15日投票
任期満了に伴う釧路市長選挙は平成元年10月1日投票、即日開票され、現職の鰐淵俊之市長が、新人の西村昭紘氏を破り4選を果たした。
当日有権者数 148,958人
投票者数 122,852人
投票率 82.48%
当選 鰐淵 俊之 68,047票
西村 昭紘 54,069票
□昭和60年10月13日投票
任期満了に伴う釧路市長選挙は昭和60年10月13日投票、即日開票され、現職の鰐淵俊之市長が、新人の西村昭紘氏と、同じく新人の橋谷和男氏を破り3選を果たした。
当日有権者数 149,369人
投票者数 127,253人
投票率 85.19%
当選 鰐淵 俊之 77,511票
西村 昭紘 48,648票
橋谷 和男 642票