地方選挙News

 

選挙結果

 

伊達市北海道議会議員補欠選挙

鳩山由紀夫議員秘書破れる

3年間に2回の補選(死去に伴う)民主党敗北

中里慶三道議死去に伴う道議伊達市(定数1人)の補選は平成15年9月28日投票、即日開票され、新人の岩間英彦(いわま・ひでひこ、58才)前伊達市助役が、同じく新人の中山智康(なかやま・ともやす、28才)元秘書(鳩山由紀夫衆院議員)を破り初当選を果たした。

岩間氏は、故中里慶三道議の後援会と自民党伊達支部からの出馬要請を受け立候補。公明党の伊達支部からの推薦、岩倉博文衆院議員の支持も受け、また、伊達市長の菊谷秀吉氏の全面的な支援を受け手堅く支援を積み上げした。破れた中山氏は、民主と連合の推薦を受け、また、次期衆院選の前哨戦と位置づけた鳩山由紀夫衆院議員が選挙期間中3度も応援に入り、同氏の陣営(苫小牧・室蘭)から次々と応援部隊を投入したが、前回の衆院選で獲得した9千票には届かなかった。

当選した岩間氏は、昭和20年3月21日生、本籍伊達市、伊達高校卒、伊達市都市計画課長、保健福祉部次長、助役を歴任。現住所・伊達市舟岡町330-10

破れた中山氏は、昭和50年3月29日生、本籍東京都台東区、城西国際大学卒、鳩山由紀夫衆院議員秘書。現住所・伊達市舟岡町329-1

同補欠選挙は、公職選挙法(昭和25年法律第100号)第194条第1項の規定による選挙運動に関する支出の制限額は6,372,100円。

有権者数              29,458人

 〃(男)              13,536人

 〃(女)              15,922人

投票者数              16,693人

 〃(男)               7,685人

 〃(女)               9,008人

無効票                     232票

投票率                  56.67%

当選       岩間 英彦       9,357票

中山 智康       7,104票

【前回の道議会議員選挙・伊達市結果】

□平成15年4月13日投票

任期満了に伴う北海道議会議員選挙・伊達市は平成15年4月13日投票、即日開票され、現職の中里慶三(なかさと・けいぞう、61才)道議(自民・1期)が、同じく新人の広田知朗(ひろた・ともあき、41才)氏を破り2選を果たした。

中里氏は、伊達市出身、室蘭商業高卒。会社役員、伊達青年会議所理事長。前道議の木村澄男(道ク・3期)氏が死去の後の同補選(平成12年)で初当選している。

有権者数              29,193人

 〃(男)              13,406人

 〃(女)              15,787人

投票者数              18,348人

 〃(男)               8,633人

 〃(女)               9,715人

投票率                  62.85%

無効投票数                 491人

当選       中里 慶三       11,517票

              広田 知朗        6,337票

 

出馬表明

 

当麻町

現職の菊池川町長再選出馬

平成15年9月24日、現職の菊川健一(57歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成16年2月1日)に再選を目指して出馬する意向を表明した。

菊川氏は、昭和21年8月25日生、当麻町出身、旭川商業高卒。町議2期、西森建設且ミ長、町商工会長。現在1期目。

【平成12年当麻町長選結果】

任期満了に伴う当麻町長選挙は平成12年1月25日告示、30日投票、即日開票され、新人の菊川健一(きくかわ・けんいち、53歳)同町議が、現職の小板橋顕一(こいたばし・けんいち、60歳)町長を9票の小差で破り初当選した。

菊川氏は、昭和21年8月25日生、当麻町出身、旭川商業高卒。町議2期、西森建設且ミ長、町商工会長。

当日有権者数                6,518人

投 票 者 数                5,634人

投 票 率                86.44%

無 効 票                36

      菊川 健一    2,803.505

        小板 橋顕一  2,794.494

【平成12年当麻町長選経過】

□平成11年9月24日、現職の小板橋町長は同町議会で、同町長選挙に3選出馬する意向を表明した。

平成11年12月1日、菊川健一同町議(53歳)は同町長選挙に出馬する意向を明らかにした。現職の小板橋町長(60歳)は3選出馬表明済みで、13年ぶりの選挙戦となる。

【過去の当麻町長選挙結果】

□平成8年1月23日告示

当麻町長に小板橋顕一氏が無投票再選

任期満了に伴う上川管内当麻町の町長選挙は1月23日告示されたが、同日の立候補届け出締め切り時までに現職の小板橋顕一氏(56)しか立候補者がなく、小板橋氏の無投票再選が決まった。

□平成4年2月2日告示

現職の内海順一(55歳・2期目)町長死去(平成3年12月16日)に伴う上川管内当麻町の町長選挙は2月2日告示さ、新人の小板橋顕一(52歳)前議長以外に立候補者の届け出がなく、小板橋氏の無投票初当選が決まった。

小板橋氏は、昭和14年7月4日生、当麻町出身、北大法学部卒。町農民同盟委員長、町議会議長などを歴任。

□平成3年4月22日告示

任期満了に伴う当麻町長選挙は平成3年4月22日告示され、現職の内海順一(55歳)町長以外に立候補者の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

昭和62年4月26日投票

任期満了に伴う当麻町長選挙は昭和62年4月26日投票、即日開票され、新人の内海順一(51歳)が、現職の岡田一人(62歳)町長を破り初当選を果たした。

内海氏は、昭和9年1月27日生、当麻町出身、道立旭川東高校卒。当麻町産業課長、総務課長、建設課長、教育長を歴任。

有権者数        6,779人

投票者数        6,445人

投票率  95.07%

当選    内海 順一    3,891票

        岡田 一人    2,503票

昭和58年4月24日告示

任期満了に伴う当麻町長選挙は昭和58年4月24日告示され、現職の岡田一人(58歳)町長以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票3選が決まった。

岡田氏は、大正13年11月19日生、当麻町出身、中央大学法学部中退。当麻森林組合総務部長、当麻町町議会議員。昭和50年4月町長就任。

 

 

町長辞職

 

白老町

坂下町長議会解散通知後辞職

平成15年10月1日午後、現職の坂下利明(さかした・としあき、55歳)町長は同町役場内で、堀部登志雄同町議会議長に対し、議会の解散を通知した。その後同町長自らも辞職届を提出した。地方自治法では町長の辞職は20日前までに申し出なければならないため、同氏の任期は10月21日までとなる。その後は助役が不在なので総務課長が職を代行する。議会の解散に伴う選挙は、解散の日から40日以内、また、町長辞職から5日以内に町選挙管理委員会に通知し、50日以内に同町長選が実施される。総裁選挙に合わせて11月4日告示、同月9日投票の可能性が大きい。

坂下町長は、記者会見で「議会との溝が深まり、もう一度町民の審判を仰がなければ、町政はスムーズにいかない」と述べた。また、同氏は出直し町長選に出馬する意向を明らかにした。

《町長不信任案経過》

平成15年9月22日、白老町定例議会(定数20人)で近藤守町議ら6人が連名で提出した坂下利明町長の町長不信任案を賛成19,反対1で出席議員の4分の3(15)に達し可決された。

提案理由は「坂下町長が、公約の撤回(財政再建の撤回・同再建の柱である白老港第三商港区建設凍結方針変更)、助役不在(選任人事2度否決)などで行政の停滞を招き、町民の期待を裏切った責任はきわめて重大」と述べた。

坂下町長は地方自治法に基づき、10日以内に議会を解散しない場合は、失職する。

□平成15年7月1日、町議が提出した坂下利明(さかした・としあき、55歳)町長の辞職勧告決議案を賛成11,反対2で可決した。

辞職勧告決議は法的な拘束力がない。

□平成15年7月1日、町議5人が提出した坂下利明町長の町長不信任案を賛成14,反対6で出席議員の4分の3(15)に達せず否決した。

坂下町長は今回の統一選挙で初当選、就任2ヶ月で「町長としての資質に疑問がある」と町議から指摘され、同氏の選挙公約など町議会で厳しく追及されていた。

□平成15年6月30日、複数の町議会議員が定例町議会最終日(7月1日)に町長不信任案を提出することを固めた。助役選任についても全会一致で否定している。

可決時には地方自治法に基づき町長が10日以内に議会を解散しなければ失職する。

□平成15年5月、坂下氏の公約違反(白老港第三商港区建設凍結方針変更)で同氏後援会幹部3人が脱退した。

【平成15年白老町長選挙結果】

坂下氏3回目で雪辱果たす

任期満了に伴う白老町長選挙は平成15年4月27日投票、即日開票され、新人の坂下利明(さかした・としあき、55歳)元同町医療給付係長が、同じく新人の野村茂樹(のむら・しげき、62歳)同町議会議員、松田謙吾(まつだ・けんご、60歳)同町議会議長、荒井浩一(あらい・こういち、59歳)元中学校長を破り初当選を果たした。

坂下氏は、日本大卒。昭和46年から平成6年まで同町職員、医療給付係長。3回目の挑戦で雪辱を果たした。すべての計画を見直し「財政再建」が公約だった

当選    坂下 利明  4,944票

        野村 茂樹  4,766票

        松田 謙吾  4,465票

        荒井 浩一    490票

【平成15年白老町長選挙経過】

□平成15年1月17日、荒井浩一(59歳)元中学校長は次期町長選挙(任期満了は平成15年4月30日)に出馬することを明らかにした。

荒井氏は、室蘭市出身、北海道学芸大学函館分校卒。胆振・日高管内で中学校教諭を務め、白老町社会教育主事、白老町立萩野中学校長(平成15年1月15日退職)。

□平成15年1月10日、松田謙吾(60歳)同町議会議長は記者会見で次期町長選挙(任期満了は平成15年4月30日)に出馬することを明らかにした。

松田氏は、昭和17年7月3日生、白老町出身、萩野中卒。54年同町議初当選、同議長、現在6期目。森林土木会社社長。

□平成14年12月28日、野村茂樹(62歳)同町議会議員は次期町長選挙(任期満了は平成15年4月30日)に出馬することを明らかにした。

野村氏は、大正15627日生、苫小牧東高卒。大昭和製紙白老工場総務課長、平成11年、同町議当選(1期目)。アイヌ民族博物館専務理事。

□平成14年12月27日、栄政一(66歳)会社役員は次期町長選挙(任期満了は平成15年4月30日)に出馬することを明らかにした。

栄氏は、参院議員秘書、建設会社経営担当役員、平成11年道議選(胆振支庁管内)に立候補(自由党)し落選。

□平成14年12月26日、前回・前々回同町長選に立候補し落選した坂下利明(55歳)同町元町医療給付係長が、次期町長選挙(任期満了は平成15年4月30日)に出馬することを明らかにした。

坂下氏は、昭和46年から平成6年まで同町職員、医療給付係長。3回目の挑戦。

□平成14年11月29日、現職の見野全(けんの・あきら、62歳)町長は次期町長選挙(任期満了は平成15年4月30日)に出馬しないことを明らかにした。

見野氏は、昭和15年8月24日生、北見市出身、近畿大法学部卒。前職は大昭和製紙株式会社白老工場資材課長で、昭和62年5月町長選挙に出馬、現職の山手一雄町長(3期目)に1千数百票の差をつけて初当選を飾る。昭和62年5月町長就任。現在4期目。

【平成11年4月25日白老町長選挙結果】

現職の見野氏4選果たす

□任期満了に伴う白老町長選挙は平成11年4月25日投票、即日開票され、現職の見野全(けんの・あきら・58歳)町長は、坂下利明(さかした・としあき・51歳)元町医療給付係長、佐藤政憲(さとう・まさのり・53歳)前町立図書館職員の2新人を破り4選を果たした。

見野氏は、昭和15年8月24日生、北見市出身、近畿大法学部卒。前職は大昭和製紙株式会社白老工場資材課長で、昭和62年5月町長選挙に出馬、現職の山手一雄町長(3期目)に1千数百票の差をつけて初当選を飾る。

              当選              見野  全           7,436票

                            坂下 利明       5,526票

                            佐藤 政憲       2,008票

【平成11年白老町長選挙経過】

□平成10年9月21日、現職の見野(58歳)氏は「3期12年で公約を達成できた」と同町長選に出馬しない意志を関係者に示唆した。

□平成10年10月1日、前回同町長選に立候補し落選した坂下利明(50歳)同町元町医療給付係長が、再出馬する意向を表明した。

□平成10年11月17日、現職の見野町長は、同氏後援会役員会で「胆石摘出手術で健康不安がなくなった」と述べ、4選を目指して出馬する意向を明らかにした。

□平成10年12月26日、佐藤政憲(53歳)同町町立図書館職員は、平成11年1月1日付けで退職し同町長選に出馬することを表明した。同氏は、稚内出身、日大卒。昭和50年同役場入庁、教育委員会社会教育主事、スポーツ課主幹を歴任。

平成11年1月11日、佐藤政憲(53歳)同町町立図書館職員は、同町長選に出馬することを表明した。

【過去の白老町長選挙結果】

□平成7年4月23日投票

現職の見野町長、新人坂下氏を破り3選

任期満了に伴う白老町長選挙は423日投票即日開票され、現職の見野全(54歳)町長が、新人の坂下利明同町前町医療給付係長(47歳)氏を破り3選を果たした。前回(平成3年)は無投票で再選を果す。

当日有権者数   17,600人

投票者数     15,139人

投票率      86.02%

当選  見野  全   8,571票

      坂下  利明  6,247票

□平成3年4月21日告示

任期満了に伴う白老町長選挙は平成3年4月21日告示され、現職の見野全(50歳)町長以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票再選が決まった。

□昭和62年4月26日投票

任期満了に伴う白老町長選挙は昭和62年4月26日投票即日開票され、新人の見野全(46歳)前大昭和製紙株式会社白老工場資材課長が、現職の山手一雄町長(67才・3期目)に1千数百票の差をつけて初当選を果たした。

当日有権者数   16,954人

投票者数     15,776人

投票率      93.05%

当選  見野  全   8,526票

      山手 一雄  7,107票

□昭和58年4月24日投票

任期満了に伴う白老町長選挙は昭和58年4月24日投票、即日開票され、現職の山手一雄町長が、新人の戸田実津男氏を破り3選を果たした。

山手氏は、大正8年9月19日生、白老町出身、横浜専門学校卒。会社社長、同町議会議員。

当日有権者数   16,360人

投票者数     15,425人

投票率      94.28%

当選       山手 一雄       8,601票

              戸田実津男    6,474票

 

道議辞職

 

北海道議会議員選挙・函館市

阿部義人道議逮捕

平成15年9月24日、民主党の北海道議会議員阿部義人(52歳)容疑者から出されていた議員辞職願は神戸典臣議長が受理し可決された。同氏はは函館市本町のバアー(ビーグラット)で、飲食店員と口論になり2週間のけがを負わせ、傷害の容疑で函館署に現行犯逮捕された。

阿部容疑者は、昭和26年8月20日生、函館市出身、弘前大卒。函館市職員、函館市議3期、平成15年道議当選(民主党)。金田誠一衆院議員は先輩で同じ母体の函館市労働組合出身、10月に予定されている道8区衆院補選に立候補予定の金田議員の合同選対副本部長を務めていた。今回の不祥事で民主党道南総支部は動揺を隠せないでいる。