今年の道内首長選挙
前回の市長選(4市)では全ての市が無投票
1月13日に当麻町・泊村が告示される
平成16年の道内首長選挙は37市町村で行われ、市長選挙は4市で、登別市(8月27日・任期満了)から始まり名寄市(11月2日・同)で終了する。町長選挙は28町で、当麻町(1月13日告示)から始まり上富良野町(12月26日・任期満了)で終了する。村長選は5村(大滝村は平成15年12月9日に終了・本文参照)で、泊村(1月13日告示)で、真狩村(11月26日・任期満了)で終了する。
前回(平成12年)の市長選挙では、美唄市(9月30日・任期満了)、名寄市、歌志内市(10月25日・同)、登別市の全市が無投票で告示日に当選が決まっている。その前の平成8年も名寄市、歌志内市は無投票だった。美唄市・登別市はそれぞれ道庁OBが市長に就任している。平成8年の美唄市長選挙では現職の滝市長(4期)が勇退、同市の商工会議所、農協、連合美唄などの各種団体の要請を受けた井坂紘一郎道生活福祉部次長が出馬し、前美唄市教育長、元道議、共産党員に大差を付けて初当選している。昭和63年の登別市長選挙は、汚職事件の責任を取って現職の中浜市長(3期)が引責辞任、当時胆振支庁長だった上野氏に同市有志からの要請が有り出馬、新人3人を大差で破り初当選した。名寄市の島市長は、平成8年11月20日の衆院選挙に現職の桜庭康喜(3期)市長が出馬のため9月25日に辞任、助役だった同氏が「行政の継続」で出馬要請を受け無投票で市長に就任した。歌志内市の河原市長は、平成4年の選挙で現職の堀内市長(1期)を破り初当選を果たした後は、無競争で当選を重ねている。