地方選挙News
出馬表明
中標津町長選挙
中川元町議二度目の挑戦
平成16年8月12日、中川勤(なかがわ・つとむ、72歳)元同町議は平成16年8月24日告示される同町長選挙に出馬する意向を明らかにした。
中川氏は、昭和7年3月26日生、標津町出身、中標津高卒。会社社長、55年同町議に初当選し5期20年務める。平成12年に町長選に出馬し落選、今回は二度目の挑戦になる。
【中標津町長選挙経過】
□平成16年6月21日、西沢雄一同町議会議長は新聞社の取材で平成16年8月24日告示される同町長選挙に出馬する意思を示した。同氏に対して町内の経済団体から、擁立の動きがあった。
西沢氏は、昭和19年9月1日生、中標津町出身、中標津高卒。中標津町議会議員・3期、同議長。会社社長。
□平成16年6月14日、現職の新出実(しんで・みのる、74歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成16年9月29日)に出馬せず、今期限りで引退することを表明した。現在浦臼町と法定協議会を設置している。
新出氏は、昭和4年9月22日生、旭川市出身、北大法経学部卒。北海道総務部婦人事務局長、根室支庁長(昭和53.2〜55.3)、道青少年部長、(55.4〜56.1)、旭川市総務部長(56.1〜59.12)、同助役(63.12〜平成2.1)、旭川保健医療センター代表取締役。平成4年町長就任。現在3期目。
□平成16年6月2日、中標津町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成16年9月29日)の日程を平成16年8月24日告示、同月29日投票と決めた、即日開票される。
※ 羅臼町との合併協議会で、平成17年10月をめどに新しい市が誕生する予定で、新市長選が行われると、今回の中標津町長の任期は1年足らずとなる。
【平成12年中標津町長選挙結果】
現職新出氏3選果たす
□任期満了に伴う中標津町長選は平成12年9月3日投票、即日開票され、現職の新出実(しんで・みのる、70歳)町長が、新人の中川勤(なかがわ・つとむ、68歳)前同町議を破り3選を果たした。
新出氏は、昭和4年9月22日生、旭川市出身、北大法経学部卒。北海道総務部婦人事務局長、根室支庁長(昭和53.2〜55.3)、道青少年部長、(55.4〜56.1)、旭川市総務部長(56.1〜59.12)、同助役(63.12〜平成2.1)、旭川保健医療センター代表取締役。平成4年町長就任。
敗れた中川氏は、昭和7年3月26日生、標津町出身、中標津高卒。会社社長、同町議5期。
当日有権者数 17,682人
投票者数 14,188人
投票率 80.24%
無効票 349票
持ち帰り 1票
当選 新出 実 8,951票
中川 勤 4,887票
【平成12年中標津町長選挙経過】
□平成12年6月12日、中標津町選挙管理委員会は任期満了(平成12年9月29日)に伴う同町長選挙の日程を8月29日告示、9月3日投票と決めた。同町議選と同日程で行われ、即日開票される。
□平成12年3月7日、現職の新出実(しんで・みのる、70歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成12年9月29日)に3選出馬することを表明した。
【過去の中標津町長選挙結果】
□平成8年9月3日告示
新出氏無投票再選
任期満了に伴う中標津町長選は9月3日告示されたが、現職の新出実氏(66)以外に立候補者がなく、無投票再選が決まった。
□平成4年9月6日投票
現職進藤町長、新出道庁OBに敗れる
任期満了に伴う中標津町長選は9月6日投票、即日開票され、新人の新出実(しんで・みのる、62歳)氏が、現職の進藤松吉(しんどう・まつよし、66歳)町長を敗り初当選した。町政刷新を望む町内有志に出馬要請(7月)を受けた新出氏が、青年、婦人層を中心に浸透し、浮動票、反進藤票を固めた。
当日有権者数 15,581人
投票者数 13,115人
投票率 84.17%
当選 新出 実 6,561票
進藤 松吉 6,491票
□昭和63年9月11日告示
現職進藤町長再選
任期満了に伴う中標津町長選は昭和63年9月11日告示され、現職の進藤松吉町長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票再選が決まった。
□昭和59年9月30日投票
現職の村田雄平町長辞職(昭和59年9月9日執行の道議補欠選挙{根室支庁管内}立候補)に伴う中標津町長選は昭和59年9月30日投票、即日開票され、新人の進藤松吉氏が、同じく新人の西澤雄一氏を破り初当選を果たした。
進藤氏は、大正15年3月13日生、根室市出身、自治講習所卒。同町助役。昭和59年9月町長就任。北海道町村会副会長、根室町村会会長を務めていた。
有権者数 14,348人
投票者数 12,224人
投票率 85.20%
当選 進藤 松吉 6,199票
西澤 雄一 5,919票
□昭和57年5月30日投票
任期満了に伴う中標津町長選は昭和57年5月30日投票、即日開票され、現職の村田雄平町長が、新人の坂本和氏を破り4選を果たした。
村田氏は、大正12年9月5日生、浦臼町出身、高等農林学校卒。中標津農業協同組合参事(獣医)、根室生産連参事。昭和45年に前町長の尾崎豊(道議転出)氏の後を受けて町長就任。
有権者数 13,891人
投票者数 7,379人
投票率 53.12%
当選 村田 雄平 6,922票
坂本 和 360票
選挙日程
浜中町長選挙
12月14日告示、同月19日投票
平成16年8月3日、浜中町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成17年1月9日)の日程を平成16年12月14日告示、同月9日投票と決めた。即日開票される。
現職の石本豊(いしもと・ゆたか)町長は、まだ態度を明らかにしていない。
石本氏は、昭和14年7月29日生、厚岸町出身、釧路工業高卒。33年同町、水産課長、経済部長、平成9年1月23日助役就任。12年町長就任。現在1期目。
【平成12年浜中町長選挙結果】
石本前助役無投票初当選
□任期満了(現職の小林章町長勇退・2期)に伴う浜中町長選挙は平成12年12月12日告示され、新人の石本豊(いしもと・ゆたか、61歳)同町前助役以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票初当選が決まった。
石本氏は、昭和14年7月29日生、厚岸町出身、釧路工業高卒。33年同町、水産課長、経済部長、平成9年1月23日助役就任。浜中町は昭和59年から無投票で町長が就任している。
【平成12年浜中町長選挙経過】
□平成12年10月7日、石本豊(61歳)同町助役は12月12日告示の同町長選挙に出馬する意向を固めた。
□平成12年9月20日、現職の小林章(こばやし・あきら、71歳)町長は同町議会で、健康上(昨年腸閉塞で入院)の理由で次期町長選挙(任期満了は平成13年1月9日)に出馬しないことを表明した。
小林氏は、昭和4年2月10日生、浜中町出身、自治講習所修了。同町総務部長、収入役。助役(昭和59.10〜平成4.12.18)を歴任。平成5年1月、現職の死去に伴う町長選挙で無投票初当選。現在2期目。
【過去の浜中町長選挙結果】
□平成8年12月10日告示
小林氏無投票で再選
任期満了に伴う浜中町長選挙は12月10日告示され、現職の小林章(67歳)町長以外に立候補の届け出がなく同氏の無投票再選が決まった。
□平成5年1月5日告示
前助役小林氏無投票で初当選
現職の渡部和雄町長死去(平成4年11月20日)に伴う浜中町長選挙は1月5日告示され、新人の小林章前同町助役以外に立候補の届け出がなく同氏の無投票初当選が決まった。
□平成4年8月告示
渡部氏無投票で3選
任期満了に伴う浜中町長選挙は8月日告示され、現職の渡部和雄町(わたなべ・かずお)長以外に立候補の届け出がなく同氏の無投票3選が決まった。
渡部氏は、昭和2年7月1日生、浜中町出身、根室商業学校卒。同町助役。59年8月町長就任。
首長逮捕
月形町長選挙
平成16年8月6日、月形町長の奥山功(61歳)氏が公職選挙法違反(特定公務員の選挙活動禁止、事前運動)の疑いで逮捕された。岩見沢署の調べによると7月11日投開票された参院選で、部下の選挙管理委員会書記長を務める金沢実総務課長と共謀し、約20人の町職員に自民党比例代表で当選した長谷川憲正元郵政審議官への票の取りまとめを依頼した疑い。
【平成16年月形町長逮捕の経過】
□平成16年8月18日、月形町選挙管理委員会は公選法の疑いで逮捕された奥山功(61歳)町長辞任に伴う町長選挙の日程を、平成16年9月28日告示、10月3日投票と決めた。即日開票される。
□平成16年8月17日、月形町議会は臨時町議会を開き、現職の奥山功町長から提出されていた辞職願を全会一致で同意した。同日付で奥山町長の退職が決まった。公選法の規定で辞職日から五十日以内に出直し選挙が実施される。
□平成16年8月13日、月形町議会は議会運営委員会を開き、公職選挙法違反の疑いで逮捕、送検された奥山功町長の辞職問題を協議する臨時町議会の日程を決めた。臨時町議会は8月17日に開かれる。
□平成16年8月13日、公職選挙法違反の疑いで逮捕、送検された月形町長の奥山功容疑者(61)は、弁護人を通じ同町議会議長に同日付の辞職願を提出した。
主任弁護人の馬杉栄一弁護士は、札幌市内で記者会見し、奥山町長のコメントを発表した。
【平成16年月形町長選挙結果】
任期満了に伴う月形町長選挙は平成16年4月18日投票、即日開票され、現職の奥山功(おくやま・いさお、60歳)町長が、新人の桜庭誠二(さくらば・せいじ、54歳)同町前町議を破り再選を果たした。票差は178票だった。
奥山氏は、月形町出身、道立農業技術講習所修了。道農業改良普及員(16年)、月形町財政課長、平成8年同町長選挙に出馬し落選、同町商工会事務局長。平成12年町長就任。
有権者数 3,494人
投票者数 3,172人
投票率 90.80%
無効票 56票
当選 奥山 功 1,647票
桜庭 誠二 1,469票
【平成16年月形町長選挙経過】
□平成16年3月17日、桜庭誠二(53歳)同町前町議は平成16年2月13日告示の同町長選挙に出馬する意志を固めた。
桜庭氏は、昭和25年4月6日生、月形町出身、酪農学園短大卒。農業。平成7年4月同町議当選。同町農業委員、篠津中央土地改良区理事。
□平成16年2月10日、月形町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成16年4月26日)の日程を平成16年2月13日告示、同18日投票と決めた。即日開票される。
□平成16年1月25日、現職の奥山功(おくやま・いさお、60歳)町長は後援会の会合で次期町長選挙(任期満了は平成16年4月26日)に再選を目指して出馬することを表明した。
奥山氏は、月形町出身、道立農業技術講習所修了。道農業改良普及員(16年)、月形町財政課長、平成8年同町長選挙に出馬し落選、同町商工会事務局長。平成12年町長就任。現在1期目。
【平成12年月形町長選挙結果】
現職破り奥山氏雪辱を果たす
□任期満了に伴う月形町長選挙は平成12年4月23日投票、即日開票され、新人の奥山功(おくやま・いさお、56歳)同町商工会事務局長が、現職の松田訓夫(まつだ・のりお、64歳)町長を破り初当選した。奥山氏は、鈴木前町長や有力町議の支援を受け支持を広げた。同氏は、月形町出身、道立農業技術講習所修了。道農業改良普及員(16年)、月形町財政課長、平成8年同町長選挙に出馬し落選、同町商工会事務局長。
平成12年4月23日月形町長選挙結果
当日有権者数 3、675人
当日投票者数 3、363人
投票率 91.51%
無効 64票
当選 奥山 功 1、878票
松田 訓夫 1、421票
【平成12年月形町長選挙経過】
□平成12年2月9日、月形町選挙管理委員会は任期満了(平成12年4月26日)に伴う同町長選挙の日程を4月18日告示、同23日投票と決めた。
□平成11年12月14日、現職の松田訓夫(まつだ・のりお、63歳)町長は定例町議会で再選を目指して出馬することを表明した。
松田氏は、昭和11年2月8日生、月形町出身、月形高卒。同町住民課長、総務課長、財政課長、町立病院事務局長、企画振興課長、収入役を歴任。平成8年4月町長就任。現在1期目。
□平成12年1月27日、奥山功(56歳)同町商工会事務局長は次期町長選挙に出馬する意向を固めた。
【過去の月形町長選挙結果】
□平成8年4月21日投票
12年ぶりの町長選 松田前収入役当選
任期満了に伴う空知管内月形町長選挙(鈴木勇三町長勇退4期)は、4月16日告示、同21日投票、即日開票され。新人の松田訓夫前町収入役(60歳)が、同じく新人の津坂孝雄前町助役(58歳・鈴木町長の後継者)、奥山功前町財政課長(52歳)を破り初当選した。月形町役場出身者同士の三つ巴戦が繰り広げられたが、草の根選挙を展開した松田氏が競り勝った。
当日有権者 3,831人
投 票 者 数 3,535人
投 票 率 92.27%
無 効 57票
当 1,339 松田 訓夫 60 無新
1,249 津坂 孝雄 58 無新
890 奥山 功 52 無新
□平成4年4月14日告示
任期満了に伴う空知管内月形町長選挙は、4月14日告示され、現職の鈴木勇三(74歳)町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票4選が決まった。
□昭和63年4月24日告示
任期満了に伴う空知管内月形町長選挙は、4月24日告示され、現職の鈴木勇三町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票3選が決まった。
□昭和59年4月22日投票
任期満了に伴う空知管内月形町長選挙は、4月22日投票、即日開票され、現職の鈴木勇三町長が、新人の鈴木博氏を破り再選を果たした。
有権者数 4,049人
投票者数 3,326人
投票率 82.14%
当選 鈴木 勇三 3,083票
鈴木 博 209票
□昭和55年4月27日投票
現職町長(重本美法・4期)任期途中の引責辞任(汚職事件にかかわる)に伴う内月形町長選挙は、4月27日投票、即日開票され、町政刷新を訴えた新人の鈴木勇三前町議会議長が、出直し再挑戦出馬した重本美法前町長を破り初当選を果たした。
鈴木氏は、大正6年4月26日生、月形町出身、月形尋常高等小学校卒。月形町議会議長。鈴木建設社長。
破れた重本氏は、大正7年12月26日生、空知高等国民学校卒。農民同盟、42年町長就任。
有権者数 3,971人
投票者数 3,782人
投票率 95.24%
当選 鈴木 勇三 1,948票
重本 美法 1,790票