建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2005年7月号〉

特集 日本道路公団静岡建設局

第二東名 静岡市〜島田市間・延長約37.5kmの工事を実施

【静岡工事事務所】

▲藁科川橋

静岡工事事務所は、静岡市〜島田市の3市1町、延長約37.5KMを担当している。
区間は、東名高速道路とほぼ並行するように山裾を走るが、島田第一トンネル(2,675M)、安倍川橋(1,745M)をはじめとして構造物比率が高く、全体の約70%を占めている。
区間間のトンネルは上下線で26本、本線橋梁は上下線で59橋。連絡等施設は静岡IC(仮称)、藤枝岡部IC(仮称)、静岡SA(仮称)、藤枝PA(仮称)を予定している。
用地取得は面積比で約99%が完了。工事については、平成7年に藁科川橋(下部工)工事に着手したあと、順次トンネル工事、橋梁工事に着手している。
トンネルは既に静岡第二トンネル、静岡第三トンネル、藤枝第一トンネル、藤枝第二トンネルが竣工。岡部トンネルではTBM掘削を完了し、下り線は本坑貫通した。 橋梁では、藁科川橋と大井川橋の河川部が竣工している。安倍川橋の壁高欄、大井川橋陸上部の床版を施工中だ。
そのほか大規模土工工事としては静岡サービスエリアの盛土工事を実施している。
平成17年5月10日現在の工事件数は44件で、工事着手率は97%。また、すでに104件の工事(工事用道路関係11件含む)が竣工している。

▲島田第二トンネル下り線 ▲静岡第三トンネル西坑口 ▲内牧高架橋 ▲内牧高架橋完成予想図
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