協賛広告/清水建設 現場代理人 谷敏光

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平城宮跡歴史公園第一次大極殿院南門復原整備工事

―― 平城宮跡保存のため慎重に施工

清水建設株式会社
現場代理人 谷 敏光

 

第一次大極殿院南門復原整備工事 素屋根曳家(スライド)工事

 

私たち清水建設(株)は、平城宮跡歴史公園第一次大極殿院南門復原整備工事の施工に当たっています。この工事は事業主が国土交通省近畿地方整備局建政部、発注者は営繕部になります。

南門は、第一次大極殿院の正門であり、儀式の際には、天皇が出御することもありました。この工事では入母屋造の二重門に復原され、間口約22.1m、奥行約8.8m、高さ約20.0mと、朱雀門よりやや小さな礎石建ちの建物となります。

南門復原整備工事の概要は、工期が2017年11月~2022年3月までで、構造は木造、五間三戸二重門、建築面積は449.81㎡、延べ面積195.68㎡、最高高さは20.00mの規模となります。
主な仕上げとしては、基壇は流紋岩質溶結凝灰岩を使用し、礎石は花崗岩、塗装は丹土・胡粉・緑青塗とします。壁は漆喰塗で屋根は本瓦葺、錺金物は銅・青銅で金メッキ・金箔押し仕上となります。

工事状況としましては、2018年に基礎工事、加工・初重組立に着手し、2019年より二重組立に着手しました。2020年には塗装、瓦葺、錺金具工事に着手し、同年後半に左官工事、建具に着手しています。

2021年は引き続き 瓦葺、塗装、錺金具、左官、建具工事を継続し、素屋根スライドにも着手し、2022年3月には竣工を迎えます。歴史的に貴重な平城宮跡内なので、施工には最大限の注意を払い、慎重に進めています。


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