【山形河川国道事務所 関連企画紹介】
梨郷道路関連工事安全協議会について
梨郷道路安全協議会 副会長
那須建設株式会社 桑原 智
1.はじめに
梨郷道路(りんごうどうろ)は長井市今泉を起点とし、南陽市竹原に至る延長7.2kmの自動車専用道路です。梨郷道路は、地域高規格道路「新潟山形南部連絡道路(延長約80km)」の一部として計画され、長井市内の今泉交差点の渋滞緩和や交通事故削減を図るとともに、東北中央自動車道と一体となって、地域間交流の促進や置賜地方の活性化等の効果が期待されています。
2.協議会の活動
梨郷道路関連工事安全協議会は、山形河川国道事務所が発注し、米沢監督官詰所が担当する工事の受注者を会員としています。
また、工事を安全に遂行するため、労働安全衛生法および各関係法規等の法規を順守することで、工事災害・公衆災害を未然に防止することを目的に連絡協議会の活動を行っています。
3.地域との関わり
地域に迷惑を掛けないよう、各現場において細心の注意を払いながら作業を行っております。現場に近接する道路や田畑では、地元車両の優先を徹底しているほか、粉じんがたたないように適宜散水するといった対応をとっています。
また、建設業の魅力をより多くの若者や女性にも広く周知するため、各会員は現場見学会やインターシップの受け入れを積極的に行っています。その他にも省人化や安全面の観点からICT施工の推進などといった前向きな取り組みを行っています。
今後も安全に十分に配慮しながら、事業の早期完成をめざして受注者全体で取り組んでいきたいと考えております。