トピックス/札幌市下水道河川局工事安全推進委員会

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安全工事の意識向上と啓発活動の強化で無事故・無災害を推進

札幌市下水道河川局工事安全推進委員会
令和2年度「下水道河川工事安全旬間」安全パトロール

 

札幌市下水道河川局工事安全推進委員会(委員長:小野武士管路担当部長)は11月5日(木)「下水道河川工事安全旬間(11月1日~10日)」に合わせ、市内8か所の現場で安全パトロールを実施した。

この安全パトロールは、冬期間に入り気温も低下し、日照時間も短くなるなど気象条件が厳しくなることから、安全への注意喚起と意識の高揚を図り事故を未然に防止することを目的に例年実施している。また、安全旬間に合わせ①啓発文章の配布②安全旬間ポスターの掲示③安全旬間仕様のカラータオル配布の啓発活動に取り組んでいる。

今回は、地下推進工法及び開削工法・管更生工法による下水道新設工事、護岸整備に伴う河川改修工事、スラッジセンターの焼却機械設備新設工事などを巡回した。

今年の巡回はコロナウイルス感染症対策の観点から人員を縮小し、6名の委員が3班編成で施工現場8箇所の安全管理の確認を行った。
この日の工事現場巡回で良かった点、改善が必要な点の報告がなされた。

■良かった点

●工事看板類にて下水道のPR(下水道の役割や仕組み)を行っていた。
●架空線注意ののぼりを設置し、事故防止に努めていた。
●プラントを車道に設置していたが、バリケード等で安全に配慮していた。
●ダンプトラックで土砂を運搬するため、路面清掃を行っていた。
●たて込み簡易土留に転落防止柵を設置していた。開口部に注意喚起のセンサーを設置していた。
●高所作業時において、作業台に転落防止柵を設置し安全に配慮していた。
●法面に昇降用の階段設置、作業員の安全に勤めていた。資材、廃材が種類ごとにまとめられ整理されていた。
●交通誘導員を適切に配置し、車両や歩行者の安全を確保していた。
●工事標識が公衆の見やすい場所に提示されていた。
●資材置き場や高所作業車に会社名が表示されていた。

■改善が必要な点

●歩行者通路の幅が足りていないことや架空線注意対策が不足していた。
安全推進委員会では、今後も現場の安全管理・指導で無事故、無災害の取組強化を進めていく。

庁舎内や現場等に掲示のポスター

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