ズームアップ 小平町 (仮称)鬼鹿行政センター建設事業

ズームアップ 小平町  (仮称)鬼鹿行政センター建設事業

鬼鹿地域の要望に応え防災・医療・福祉・コミュニティの充実化を図る

―― 多目的機能整備で診療所や地域住民の集い・活動を促進


小平町は地域住民のニーズに応え、鬼鹿地区に行政・福祉・地域コミュニティを一体化した施設、(仮称)鬼鹿行政センターの建設を進めている。

■建設の経緯

建設地にあった鬼鹿公民館、役場鬼鹿支所に加え、今回(仮称)鬼鹿行政センター内に備える鬼鹿診療所、鬼鹿歯科診療所の現存の建物は老朽化が著しく、また、施設は高齢化、少子化等の地域事情にそぐわないこともあり、平成18年より鬼鹿地区連合町内会などから“行政センター設置”の要望が出されていた。

小平町では、これらの要望に対し、「当該地域の社会教育施設・母子福祉施設」の老朽化も著しい状況にあることから、多目的機能を持った施設の建設を進め、地域福祉の充実、地域コミュニティの推進を図ることになった。さらに、“地震津波”などの「防災」要素を兼ね備えた施設建設を進めるに至った。

■整備趣旨

(1)地域住民の集いの場、多種多様な町民活動の場とする
(2)地域の住民サービス機能を兼ね備えた施設とする
(3)地域住民の四季を通じた健康促進や診療機能とする
(4)多世代交流、子育て世代交流を通じてのコミュニティの創出を図る。
(5)地域公共交通の拠点とする。
(6)災害時の避難拠点とする。

■施設面の特徴

(1)災害時の避難所としての機能(津波時の屋上避難、簡易発電機能、各種資機材の備蓄機能等)を備える。
(2)施設内に鬼鹿診療所、鬼鹿歯科診療所が入る。
(3)国道と道道をつなぐオニシカフットバスを備える。
(4)施設の階段の踊り場は広めにとりライブラリーとする。
(5)子どもの遊び場や授乳室等、子育て世代のニーズに応える。
(6)地域のシンボルである重要文化財「旧花田家番屋」等との調和を図る。

 


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