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平成29-32年度 日下川新規放水路(呑口側)工事
鹿島建設株式会社
日下川新規放水路(呑口側)工事では、「作業坑(L=227m、標準勾配5.5%)、放水路トンネル(L=2,850m、標準勾配0.091%)」の施工を行っています。
当工事の地質は砂岩・頁岩が主体となっていますが、途中非常に脆弱な破砕帯や石灰岩中の溶食洞および突発湧水にも遭遇しました。その際には掘削補助工や水抜きボーリング等を併用し、無事突破してきました。
また、放水路ということで掘削断面が非常に狭隘なうえ、当工事は長大トンネルとなるため、旧来の技術に加え、コンピュータージャンボ始め、様々な新技術を開発・採用することにより、安全性、生産性の向上を図りながら施工しています。