トピックス/安全工事の意識向上と啓発活動の強化で無事故・無災害を推進

トピックス/安全工事の意識向上と啓発活動の強化で無事故・無災害を推進

安全工事の意識向上と啓発活動の強化で無事故・無災害を推進

札幌市下水道河川局工事安全推進委員会

札幌市下水道河川局工事安全推進委員会(委員長:小野武士管路担当部長)は8月4日(火)「下水道河川工事安全月間(8月1日~31日)」に合わせ、市内10か所の現場で安全パトロールを実施した。この安全パトロールは、事故防止のための啓発活動と暑さ厳しい環境下での作業時期を迎えることから、工事の安全と無事故への推進強化を図ることを目的に例年行われている。

今回は、地下推進工法及び開削工法による下水道新設工事、河川の管理用通路整備工事、下水処理場の設備更新及び撤去工事など、3班編成で市内一円を巡回し、工事現場を安全管理について確認をした。

この日の現場安全確認の結果、良かった点・改善が必要な点が明らかにされた。

良かった点

●熱中症対策:温度をリアルタイムで測定し、現場状況を把握していた。シートで日陰を作り休憩スペースを確保していた。塩飴、休憩所にエアコン設置。

●コロナ対策:手洗い場専用の仮設プレハブが設置されていた。。

●地域環境:地域の歩みを独自に作成し地域とのつながりに配慮していた。騒音、振動測定を行っていた。

●安全対策・管理:工事看板類が適切に設置。交通量の多い現場条件の中安全管理に努めている。仮説足場にクッション材が巻かれていた。産廃の分別が適切に行われていた。

改善が必要な点

●安全管理:資材搬入車の車止めがない。クレーン作業において指揮者、合図者の役割分担が不明確。小型リフト車に積載重量の表示がなかった。

●現場状況:ケーブルやコード類がまとめられていない。池槽内の照度が不足している。

●看板・表示板:建設業許可証の有効期限切れがあった。作業場所に会社名の表示がなかった。作業エリアの表示区分が明確になっていなかった。
以上の点が現場点検で判明し、安全推進委員会では改善の指導を行った。今後も全ての工事を対象に安全パトロールを強化し、事故撲滅、無事故・無災害の取り組みを推進していく。
また、啓発活動の取り組みとして、啓発文章の配布、安全月間ポスターの掲示、安全月間仕様の軍手配布などで安全意識の強化を図っている。

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