現場寄稿/淀川河川事務所桂川出張所 工事関係者連絡会議の取り組み

現場寄稿/淀川河川事務所桂川出張所 工事関係者連絡会議の取り組み

淀川河川事務所桂川出張所 工事関係者連絡会議の取り組み

 

淀川河川事務所桂川出張所工事関係者連絡会議 株式会社 吉川組

西脇 雅和


 

今回の安全パトロールの対象現場は、平成25年9月に発生した台風18号によって、嵐山地区や京都市伏見区において桂川から 水が溢れ、浸水被害が発生した箇所の溢水対策工事です。工事内範囲は桂川7.4k付近の延長約240mで、工事内容として、構造物撤去工(1号井堰取壊し)約1,300m3・河川土工(堆積土掘削)約26,300m3・法覆護岸工(連節ブロック張)約1,900m2が主な工事です。

安全に対する意識を向上させ、労働災害、交通災害、公衆災害を未然に防ぐことを目的として、発注者と受注者が合同で各工事の安全パトロール(月1回)を開催しています。安全パトロールでは発注者・受注者それぞれの立場から感じたことを意見交換し、工事関係者連絡会員の安全管理スキルの向上を図っています。

また、さらなる現場業務の向上を目的として、淀川河川事務所管内(他の事務所管内も含む)の現場見学を必要に応じて実施しています。

工事関係者連絡会議の取り組み内容

終わりに、今後も工事関係者連絡会活動において、積極的に受注者自らが本会の活動内容を更に充実させることで、発注者および地域住民からの信頼向上につなげます。また、無事故・無災害で1日でも早く工事を完成させ、地域住民の皆様にとって安全で快適な河川環境となるよう努めます。


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