令和5年度 遊佐象潟道路事業安全協議会

令和5年度  遊佐象潟道路事業安全協議会

【秋田河川国道事務所 関連企画】

遊佐象潟道路事業安全協議会の取組について

令和5年度 遊佐象潟道路事業安全協議会 会長
三共株式会社 佐々木 大樹

遊佐象潟道路事業安全協議会は国土交通省東北地方整備局秋田河川国道事務所が事業を進める日本海沿岸東北自動車道の一部である遊佐象潟道路関連工事の受注業者からなる組織団体であり、現在12工事で企業数は10社となっております。

協議会の主な活動としては、以前は協議会員と発注者を交えての安全パトロールを実施しておりましたが、新型コロナウイルスが流行し始めた頃より集団での行動を自粛するようになり、毎週木曜日に当協議会の会員全員が各自パソコンの前に集まって各現場の週間工程表を用いながら2週間の予定、前週の実績、他工事との調整・連絡事項を述べるWeb会議を実施しております。(※令和5年秋頃より安全パトロールを再開予定)

注意喚起のぼり旗

それに加え、最近では施工箇所が隣接した関連性の高い工事が多数行われているため、関連する各施工業者が個別で隔週集まって共通の懸案事項を出し合ったりする調整の場を設け、各工事の進捗が停滞しない取組みを行っております。

また、工事車両の運搬ルートについて、主要となる道路が大型車両のすれ違いが出来ない狭い道路となっていることから各社統一で一方通行とする体制を取り、一般車の通行の妨げとならない取組をおこなっております。各工事で使用する道路には協議会独自で作成した『のぼり旗』を適所に掲示し、一般車両と工事車両運転者への注意喚起を図っているところです。

その他、地域との関係性を大事にする取組として毎年開催される国道7号沿いの花壇整備ボランティア活動へ当協議会の会員が積極的に参加し、地域との交流を深めると共に、協議会員同士の連携を強化しております。

最後に、遊佐象潟道路事業安全協議会ではこのような取り組みを今後も継続していく他、協議会員からの安全に関する意見を抽出して新しい取り組みを今後も積極的に行っていき、事業全体を通して無事故・無災害の達成に向けて協議会一体となって進めていく所存であります。一刻も早い開通を目指し、安全第一で今後も尽力してまいります。


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