大和御所道路5工区工事関係者連絡会議の取り組みについて

大和御所道路5工区工事関係者連絡会議の取り組みについて

近畿地方整備局 奈良国道事務所 関連企画

大和御所道路5工区工事関係者連絡会議の取り組みについて

大和御所道路5工区工事関係者連絡会議 会長
大和御所道路橿原高田IC・Cランプ橋上部工事
日本ファブテック株式会社 監理技術者 吉川 彰彦


大和御所道路5工区工事関係者連絡会議は、京都と和歌山とを結ぶ国道24号京奈和自動車道のうち、未供用区間である橿原北IC~橿原高田IC間の建設に携わる関係者として、葛城労働基準監督署、奈良国道事務所、中南和建設監督官詰所、施工業者14社17現場(令和5年7月末時点)で構成されています。

現在の工事状況として、橿原高田IC付近において、大和高田バイパスと大和御所道路とを接続する橿原JCT(仮称)ランプ橋の上下部工事が最盛期となっており、17現場の内11現場で建設工事を行っています。令和8年春に大阪方面接続ランプを先行して開通する予定です。また、その他現場においては、大和御所道路の未供用区間における下部工および整備工事を行っています。


工事連絡会議の取り組みとして労働基準監督署、発注者との連携を図り、安全教育の実施や各社工程管理の調整、現場安全パトロールを行っています。

新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行しましたが、連絡会議への参加者が多く、移動時間の削減、遠隔会議方式の利便性より、引き続きWEBスタイルでの会議を採用しています。

会員会社には、地元業者からスーパーゼネコン、業種に特化した専門業者まで、普段接することが少ない異なる企業が多数参加していることから、建設現場における独自の安全対策や危険リスクへの対処法、注意喚起の掲示方法等、各社異なる取り組み事例を学ぶことができます。また、危険なポイントについては、同業種と他業種それぞれから講評を頂き、現場の安全管理に活用していただいています。

交通量の多い幹線道路や公共構造物、民家に近接しての工事現場も多く、道路規制の伴う夜間作業も多い工事区のため、引き続き安全対策を徹底し、関係者間の連携を図り、地域住民へのご理解ご協力を頂きながら安全施工を推進できるよう取り組んでいきます。


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