現場寄稿/快適な道づくりに貢献します

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快適な道づくりに貢献します

R1国道17号本庄道路神流川橋床版工事
株式会社加賀田組 作業所長 根本 克男


型枠組立状況(埼玉県側より群馬県側方向)

熊谷国道出張所安全連絡協議会は、発注者の国土交通省 大宮国道事務所 熊谷国道出張所及び国道17号に関わる維持、修繕、改築工事の受注者12社、14作業所(令和2年7月8日現在)で構成されています。
本安全連絡協議会の主な活動として、各工事の週間工程表による工程調整、月1回の発注者と受注者合同の現場の安全パトロールを実施しています。各工事間の情報共有や、パトロールを行い、専門性の異なる施工者からの多様な視点で点検し、現場で気がついたことを意見交換し、各現場に持ち帰って類似の是正事項の確認や良事例を取り入れることにより、安全・品質等の向上・改善を図っています。また、随時、事故事例や各種通達等の情報共有を行い、事故・災害の防止に努めています。
国道17号の整備中区間である本庄道路は現在、埼玉県本庄市から群馬県高崎市までの整備が進められています。整備の目的は交通渋滞の緩和、事故対策、神流川橋(かんながわばし)の防災・震災対策、本庄地方拠点都市地域開発の支援等です。

型枠組立状況(埼玉県側より群馬県側方向)

本工事は、本庄道路整備事業の神流川橋架替区間の一部であり、埼玉県と群馬県の県境を流れる神流川を渡河する国道17号神流川橋の下流側に新設する橋長729mのうちの439mの区間の床版工事を行っています。地域の方にも、神流川橋の床版の一部分を施工していることをわかりやすくするために、現場近くにその上空から撮影した写真を背景とした工事説明看板を設置し、工事に対するの理解の向上を図っています。

 

また、3ヶ月に1回程度地域の方に工事案内書を配布したり、床版コンクリート打込み完了後には現場見学会等の行事を開催したいと考えています。現在は床版コンクリートの型枠作業を主に行っておりますが、生コン打込みの際には、工事車両の出入りも多くなりますので地域の方とコミュニケーションをとり、ご理解とご協力をいただき安全な作業で工事を円滑に進めていきたいと思います。
最後に本安全連絡協議会では、今後も発注者・受注者相互の情報を交換し、一丸となって活動し「無事故・無災害」で各工事の完成を目指していきたいと考えています。そして、地域の皆さまにとって快適な道路・環境づくりの向上に取り組んで参ります。


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