農林水産大臣賞1社、林野庁長官賞8社(治山4社・林道4社)、道森林管理局長賞11社(治山6社・林道5社)が栄えある受賞
北海道森林管理局 令和4年度 治山・林道工事コンクール表彰式
北海道森林管理局は3月1日(水)午後、同局庁舎において、令和4年度治山・林道工事コンクール表彰式を開催した。
この表彰は、令和3年度に完成した施工工事116件(治山63件、林道53件)が選考審査対象となり、工事成績基準となる①品質管理②技術提案や創意工夫③コスト軽減④環境配慮一などの施工管理テーマに沿って審査され、基準を満たし優れた成果を上げた業者を表彰するもの。今年度は施工工事20件(19社)が選考された。
内、林野庁表彰として農林水産大臣賞に1社(林道工事)、林野庁長官賞に8社(林道工事4社・治山工事4社)が2月16日林野庁において優秀工事表彰を受けた。また、北海道森林管理局長賞として優良工事11社(林道工事5社・治山工事6社)が選定され上練三北海道森林管理局長より表彰状が贈られた。
併せて、林野庁優秀工事から選ばれた主任(監理)技術者4人、現場代理人1人に表彰状が授与された。さらに、監督職員9名が北海道森林管理局賞を受賞した。
冒頭の挨拶で上局長は、「日本の森林資源量・質は充実している、しっかり活用し使用後の整備を計画的に進める」とし、最近の局地的集中豪雨発生などに触れて、「森林の健全化に務めていく」と“治山・林道整備事業の重要性”を強調し、「優れた経験を生かし信頼性の高い技術で進めて欲しいと」と今後の事業協力に一層の期待を込めた。
受賞者を代表して、西江建設の西江靖幸社長は、受賞は森林管理局のご指導のたまもの、「現場(工事)に携わった者の励みになる」と謝意を示し、「国産材に注目・需要が高まっている中、整備事業の担い手育成や働き方改革など課題も山積しているが、経営の安定化や技術研鑽に一層努めていく」と謝辞と共に今後の支援をお願いしたいと述べた。