ズームアップ 北海道網走市

ズームアップ 北海道網走市

防災拠点機能を充実させる新庁舎建設が本格化

網走市長
水谷 洋一


令和3年度予算は、各会計の総額は、391億6,435万7,000円で、前年度当初比2.7%の増額となった。一般会計は、242億7,937万4,000円で5.2%の増額となり、そのうち、普通建設事業費として26億1,114万円を計上した。

都市基盤整備では、市道の整備及び改修、ロードヒーティングの更新に4億2,031万円を計上したほか、郊外地区道路整備、橋梁長寿命化修繕を進める。

港湾事業では、港湾施設の長寿命化を図る詳細点検の実施や港内照明のLED灯への交換を進める。

生活安全事業では、河川の浚渫及び水防対策工事による河川環境の整備や道路冠水対策を推進するほか、網走市新庁舎建設の基本設計と実施設計を行う。

生活基盤事業では、空き家バンクや住宅の解体費支援など総合的な対策の実施と、子育て世帯に配慮した建て替え市営住宅の設計を行い、水道施設の整備では、導水管・排水管の布設替えと下水道計画区域外に合併浄化槽の整備を行う。

郊外地区の光ファイバー網の整備に着手し、スマート農業をはじめとする情報通信技術による省力化・効率化に係る先端技術の導入の加速を推進する。

網走市は、情報化社会に対応した新庁舎の供用開始に向け、デジタル・トランスフォーメーションを推進していくことを基本に、ICT技術の積極的な導入の端緒としていく。

現市役所本庁舎

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