タウンリポート/岩見沢市

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新病院の建設に向けた基本設計を実施

岩見沢市長
松野 哲

岩見沢市の令和5年度予算は総額で前年度当初比1.6%減の890億5,300万円。一般会計は同比3.7%減の466億円、うち普通建設事業費は41億375万円となった。

今年度の重点分野の取り組みは〝地域で支え合う安全・安心なまち〟として、冬期間における市民生活の安全確保のため、除排雪事業に17億600万円を計上した。

また〝みんなが健康で元気に暮らせるまち〟として、高度化・多様化する地域の医療ニーズへの対応や療養環境の確保を図るため、新病院の建設に向けた基本設計を実施する。

さらに〝活力と賑わいに満ちた魅力あふれるまち〟として、データ解析に基づく土壌改良やスマート技術導入などによる作業環境の最適化を図るなど、地域農業の持続性確保・農業所得向上を目指すほか、桃川排水機場の機能保全計画に基づく整備に1億7,500万円を計上した。

加えて〝豊かな心と生きる力をはぐくむまち〟として、これまでも市独自に実施していた子どもの医療費助成について、令和5年10月から、助成対象を満18歳、高校生等まで拡大するほか〝自然と調和した快適で暮らしやすいまち〟として、道路改良舗装、道路照明LED化などに19億4,080万円を計上した。

また、老朽化した送水管・配水管などの更新および耐震化のために8億6,429万円、市営住宅建設事業に2億982万円を計上した。

最後に〝市民とともに創る持続可能で自立したまち〟として、市民サービス向上に向け、一部手続きで導入している〝書かない窓口〟の拡充や、電子申請の導入など、スマート・デジタル自治体の取り組みを推進する。

 

現岩見沢市立総合病院

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