タウンリポート/網走市

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市民サービスのデジタル化に着手

網走市長
水谷 洋一

 

令和5年度予算は、各会計の総額は、414億6,471万3千円で、前年度当初比6.1%の増額となった。

一般会計は、266億4,538万3千円で11.0%の増額となり、そのうち、普通建設事業費として40億7,848万円を計上した。

新庁舎の建設については、建設工事が本格化し令和6年10月の供用開始に向けて引き続き取り組む。

都市基盤整備では、公園遊具を8箇所更新するほか、崩壊・落石の恐れがある擁壁や道路法面を改修する。

また、引き続き通学路の安全対策のための歩道の新設、郊外地区道路整備と網走港の岸壁付帯施設の更新を行う。

生活基盤整備では、子育て世帯向け一戸建て住宅の建設と老朽化した導水管・排水管の布設替えを行う。

生活安全では、津波避難路にソーラー式蓄電池照明灯を新設するとともに、津波想定区域の見直しに伴い、ハザードマップを改定し全戸配布する。

グリーンの推進では、学校や社会教育施設の照明LED化を進めるとともに、自治体新電力による、市の遊休地への太陽光発電施設と大容量蓄電池「NAS電池」の整備運用を進める。

市民サービスのデジタル化では、「書かせない」「待たせない」窓口とコンビニでの住民票取得のシステムが運用開始となり、さらに、市民係窓口などでのキャッシュレス決済を導入する。

また、市が所有する地理情報を統合し、業務の効率化を図るとともに情報のオープンデータ化を進める。

地域医療・救急医療では、通院困難な方の負担軽減を図るため、ヘルスケアモビリティ(車両)を導入し、訪問型のオンライン診療「医療MaaS」に取り組む。

スポーツ振興では、全国高等学校総合体育大会ボート競技の7月28日の開催に向けて、網走湖漕艇場のコース増設や付帯設備の整備を行っていく。

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