ズームアップ 北海道岩見沢市

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令和3年11月に新庁舎が竣工予定

岩見沢市長
松野 哲


岩見沢市の令和3年度予算は総額で前年度当初比3.2%増の953億7,200万円。一般会計は同比5.4%増の527億円、うち普通建設事業費は92億3,917万3千円となった。

今年度の重点分野の取組みは、“地域で支え合う安全・安心なまち”として、冬期間における市民の安全・安心な暮らしの確保のため、除排雪事業に13億5,735万円を計上した。

また、“みんなが健康で元気に暮らせるまち”として、新病院建設に向けた基本計画の策定に取り組むほか、“活力と賑わいに満ちた魅力あふれるまち”では、施設園芸のスマート化の実証実験などスマート農業をさらに深化させるとともに、昨年度より着手している南利根別排水機場の機能向上に向けた改修工事に4億円を計上した。

さらに、“豊かな心と生きる力をはぐくむまち”として、陸上競技場の第3種公認に必要な改修工事の実施、市野球場のスコアボードのLED化改修を行うほか、“自然と調和した快適で暮らしやすいまち”として、道路改良舗装、橋梁補修、道路照明灯LED化などに18億8,990万円を計上した。また、老朽化した送水管・配水管などの更新及び耐震化のために7億3,107万円を計上したほか、下水道築造事業では12億4,101万円を計上し、普及促進や改築更新、大雨による浸水被害の防止等を進める。

最後に“市民とともに創る持続可能で自立したまち”として、令和4年1月に供用開始を予定する市庁舎建設事業に51億円を計上し、あわせて市民サービス向上に向けたスマート・デジタル自治体の構築を推進する。

現市役所本庁舎

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