ズームアップ 北海道紋別市

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市役所本庁舎の基本設計に着手

紋別市長
宮川 良一


令和3年度予算は、一般会計が前年度当初比8.0%増の286億2,312万3千円、特別会計と合わせた総額は、前年度当初比6.7%増の344億2,156万3千円となった。また、一般会計のうち、普通建設事業費は、前年度当初比26.5%減の27億8,821万7千円を計上した。

主な建設事業としては、築50年を経過し老朽化が著しい市役所本庁舎について、令和2年度策定の基本計画に基づき、基本設計に着手し、窓口サービス機能の充実のほか、防災拠点機能の強化や省エネ・環境負荷低減を目指す。

国際交流では、外国人との共生社会の実現を図るため、民間から取得した施設を改修し、国際交流拠点機能の拡充を目指す。

環境・衛生では、既存の無縁納骨堂の老朽化及び将来的な無縁遺骨の増加に対応するため、紋別墓園内に新たに合葬墓を整備する。

避暑地化の推進では、令和2年度策定の利活用構想に基づき、コムケ湖エリアにおいて、自然環境の魅力発信や交流人口・関係人口の創出を図るため、野鳥観察スペースの設置のほか、老朽化したトイレをバイオトイレに更新し、環境にも配慮したエリア整備を進めていく。

港湾施設では、引き続き、国と一体となって第2船溜西物揚場における屋根付き岸壁の早期完成を目指すとともに、老朽化した港湾施設の更新に取り組むほか、ガリヤゾーンでは、ふるさと納税を活用し、アザラシランドの施設改修及びリニューアルに向けた実施設計に着手する。

中心市街地では、まちなか居住人口の拡大に向けて、「まちなか市営住宅」3棟目の調査・設計に着手し、住環境の整備と市街地の賑わい創出を図る。

スポーツ施設では、旧道都大学体育館の改修に着手し、床面を人工芝として冬期間でも夏の屋外に近い環境で利用できる施設とするほか、暖房設備に木質バイオマスボイラーを導入し、木材の地産地消による環境に配慮した施設運営を目指す。

上下水道整備では、渚滑ポンプ場から花園浄水場までの導水管や配水管の更新整備、アクアセンターの老朽設備機器の更新に計画的に取り組む。

 

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