現場寄稿/松江国道安全協議会の取組について

現場寄稿/松江国道安全協議会の取組について

(松江国道事務所 関連企画)

松江国道安全協議会の取組について

令和4年度 松江国道安全協議会 会長
大田静間・静間仁摩道路外安全協議会 会長
松江土建株式会社 古藤 秀樹

 

Fresh パトロールの様子

 

松江国道安全協議会は松江国道事務所所管である、山陰道関連の出雲湖陵・湖陵多岐外安全協議会、大田静間・静間仁摩外安全協議会及び松江維持、出雲維持、頓原維持の五つからなる協議会から構成され、現在約80件の工事が松江国道安全協議会の組織として活動を行っています。

活動目標としては、①協議会会員の連携を強くし、無事故・無災害を達成する。②交通ルールの厳守、運転マナーの向上を図り、交通災害ゼロを達成する。の二つを設定して年間を通し協議会活動を行っています。

受賞者一覧

今年度は、昨今のコロナ禍の影響により充分な協議会活動を行えない状況が続いており、顔を合わせる機会も減少し、連携が薄れていくような状況であったため、活性化を図る新規活動として、“Freshパトロール”の実施と”GoodJob”の発表を行いました。

この新規活動について内容を述べさせて頂こうと思います。

“Fresh パトロール”とは5協議会会員の35歳以下の若手職員を対象とし協議会役員の補助のもと、安全意識の向上、危険察知能力の向上、他現場を見ることでの意識改革の育成を目的とし、5つの協議会を横断した相互パトロールを実施しました。また、各パトロール現場において、優良事項・気づき事項・指摘事項を抽出し共有することで、安全衛生活動の活性化とレベルアップを図りました。

また、若手技術者の方々におかれましては、軽微な異常にも目を向ける能力を養う良い機会となったと感じております。

次に“GoodJob”については安全協議会会員より各作業所の工夫事例やイチオシ事項を集めさせて頂き、発表を行いました。全協議会員より31件の工夫事例をご発表頂き、その中より厳正な選考により7件の入賞現場を決定させて頂きました。大変有効で創意工夫の詰まった内容がたくさん発表され、全協議会会員で共有することで全作業所の環境改善や業務改善により働きやすい環境づくりの参考となったのではないでしょうか。

松江国道安全協議会では、このような新たな取り組みを引き続き行っていき、無事故・無災害で安全に工事を進捗させ、さらに働き方改革推進のため、労働者の健康確保、ワークライフバランスの推進、休日の確保や働きやすい職場環境づくりを推進していき、工事にたずさわるスタッフ全員が健康で不安全作業を防止し作業ルールを守るという共通認識で高レベルな安全意識のもとに作業を進めていきたいと思います。

最後に、各協議会会員が連携し無事故無災害で工事が進捗できますよう、また、交通ルールとマナーを厳守し交通災害ゼロを達成できますように節に願います。 ご安全に!!

Good Job 受賞者

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